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カテゴリー「マメ科」の記事一覧

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毛萩(ケハギ)

毛萩(ケハギ)

毛萩(ケハギ)はマメ科ハギ属の落葉低木である。
本州に分布し、山地や川原に生える。
野生種の萩(ハギ)の中では花が最も大きいと言われる。
樹高は1メートルから2メートルである。
枝は直立するものも垂れるものもある。
茎や葉には毛がたくさん生えている。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根は円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7月から9月である。
紅紫色の蝶形の花をつけるが、紅の濃いものや紫の濃いものがある。
早いものは5月ころから咲き始めるので五月雨萩(サミダレハギ)の別名がある。
宮城野萩(ミヤギノハギ)と似ているが、葉が丸いことで見分けられる。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Lespedeza patens(=Lespedeza thunbergii var. obtusifolia)


★梅雨明けの空は眩しく照り映えて
 毛萩の花は煌くように


毛萩(ケハギ)

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宮城野萩(ミヤギノハギ)

宮城野萩(ミヤギノハギ)

宮城野萩(ミヤギノハギ)はマメ科ハギ属の落葉低木である。
本州の日本海岸の山地に自生する毛萩(ケハギ)からつくられた園芸種だと考えられている。
樹高は1メートルから2メートルくらいで、枝垂れるのが特徴である。
開花時期は7月から10月である。
葉の脇に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紅紫色をした蝶形花をたくさんつける。
別名を夏萩(ナツハギ)ともいう。
俳句では「夏萩」が夏の季語である。
写真は9月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Lespedeza thunbergii


★雅なる枝垂れ姿で花つける
 宮城野萩は人に愛され


宮城野萩(ミヤギノハギ)

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蒔絵萩(マキエハギ)

蒔絵萩(マキエハギ)

蒔絵萩(マキエハギ)はマメ科ハギ属の落葉小低木である。
本州から沖縄にかけて分布し、草地や林の中に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は30センチから60センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形である。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の表面は緑色で毛はなく、裏面には短い毛が生える。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、数輪の白い蝶形の花をつける。
花径は5ミリから10ミリくらいで、つけ根の部分に紅色の斑が入る。
花の後にできる実は長さ3、4ミリの豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
和名の由来は、細い花柄の先に花をつける様子を蒔絵の筆法に譬えたものだという。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Lespedeza virgata


★品のよい名前の似合う蒔絵萩
 よく見てごらん味のある花


蒔絵萩(マキエハギ)

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木萩(キハギ)

木萩(キハギ)

木萩(キハギ)はマメ科ハギ属の落葉低木である。
本州から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、中国にも分布する。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は3枚の小葉で1組になり(3出複葉)、互い違いに生える(互生)。
小葉は卵形ないし長い楕円形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がない。
小葉の表面は濃い緑色で無毛であり、裏面は灰緑色を帯びて全面に毛がある。
頂小葉の長さは2センチから5センチ、幅は1センチから3センチくらいである。
開花時期は6月から9月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎にほぼ均等につき柄の長さもほぼ等しい)を出し、蝶形の花をたくさんつける。
花の色は、淡いクリーム色に紅紫色が混じる。
写真は7月に向島百花園で撮った。
学名:Lespedeza buergeri


★ふと見れば梢を飾りちらほらと
 木萩花咲く色鮮やかに


木萩(キハギ)

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昇藤(ノボリフジ)

昇藤(ノボリフジ)

昇藤(ノボリフジ)はマメ科ルピナス属(ハウチワマメ属)の総称である。
温帯を中心に世界に200種以上あるそうで、一年草または多年草である。
古代エジプト時代から栽培されていたという。
日本へは大正時代に渡来した。
北海道では逸出したものの帰化が進んでいる。
草丈は60センチから70センチくらいである。
葉は団扇のような形をした手のひら状の複葉で、10枚くらいの小さな葉が集まって1セットになっている。
開花時期は4月から6月である。
茎の先に蝶形をした小花を群生させる。
花の色は白、赤、ピンク、黄、紫、オレンジなど多彩である。
和名の昇藤(ノボリフジ)は、マメ科で藤(フジ)の花とよく似た花房が立ち上ずっていく様子からきている。
ルピナス、羽団扇豆(ハウチワマメ)という別名がある。
俳句の季語は夏である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Lupinus polyphyllus(ラッセル種)


★するすると天を目指すか昇藤
 色とりどりの花美しく


昇藤(ノボリフジ)

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