新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「マメ科」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2010.09.12
夷草(エビスグサ)
- 2010.09.11
白花山萩(シロバナヤマハギ)
- 2010.09.10
白花萩(シロバナハギ)
- 2010.09.09
琉球萩(リュウキュウハギ)
- 2010.09.08
屋久島萩(ヤクシマハギ)
夷草(エビスグサ)
夷草(エビスグサ)はマメ科カワラケツメイ属の一年草である。
原産地は熱帯アメリカである。
日本へは江戸時代に薬用として渡来した。
沖縄では野生化している。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は倒卵形である。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、黄色い5弁花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
種子を煎じたものが生薬の決明子(けつめいし)で、同属の波布草(ハブソウ:Cassia occidentalis)とともに「ハブ茶」という健康茶の材料とされる。
名の由来は、異国から導入されたので「夷」が充てられたものである。
夷草(エビスグサ)と波布草(ハブソウ)の和名と学名の関係には混乱が見られるが、ここでは東京都薬用植物園の表示に従った。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Cassia tora
★人のため世のためなれば夷草
海も渡らん決意を秘めて
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白花山萩(シロバナヤマハギ)
山萩(ヤマハギ)はマメ科ハギ属の落葉低木である。
日本各地に分布し、日当たりのよい山野に生える
花の色は紅紫色だが、稀に白花のものがあり、白花山萩(シロバナヤマハギ)と呼ばれる。
樹高は1メートルから2メートルである。
枝はほとんど枝垂れない。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形で、表面にも裏面にも毛が生える。
開花時期は7月から10月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い蝶形の花をつける。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Lespedeza bicolor form. niveoflora
★蝶形の花はとっても小さいが
姿はどれも踊るがごとく
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白花萩(シロバナハギ)
白花萩(シロバナハギ)はマメ科ハギ属の落葉低木である。
分類上は、宮城野萩(ミヤギノハギ)の変種とされている。
よく公園などに植えられている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は楕円形をしている。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇から長い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い蝶形の花をつける。
写真は8月に神代植物公園で撮った。
俳句では「白萩」が秋の季語である。
学名:Lespedeza thunbergii var. albiflora
★葉の緑ひきたてて舞う花姿
白花萩は清楚なままに
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屋久島萩(ヤクシマハギ)
屋久島萩(ヤクシマハギ)はマメ科ハギ属の落葉低木である。
園芸品種であり、矮性で鉢植えに適している。
開花時期は6月から8月である。
小さな丸い葉がかわいらしく、夏には小ぶりのピンクの花が楽しめる。
萩(ハギ)は「秋の七草」の一つで、万葉集にも多くの歌が登場する。
しかし、シーボルトも気づかなかったとのことで世界的に知られるようになったのは遅く、1840年のことだという。
そのせいもあるのか、分類もまだはっきりと決定されていないところがあるのだそうだ。
海外のサイトを見ると、山萩(ヤマハギ)の園芸品種として取り扱っているようである。
写真は6月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Lespedeza bicolor cv. Yakushima
★こじんまりピンクの花を揺らし咲く
屋久島萩は優しい姿
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