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カテゴリー「マメ科」の記事一覧

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小葉の旃那(コバノセンナ)

小葉の旃那(コバノセンナ)

小葉のセンナ(コバノセンナ)はマメ科センナ属(カワラケツメイ属)の落葉低木である。
分類法によってはジャケツイバラ科とされる。
原産地はペルー、ボリビア、パラグアイ、ブラジルなどである。
九州や沖縄では公園樹として植栽されている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
小葉は長さ2、3センチの細長い楕円形で、縁が肥厚している。
夕方になると葉を閉じる。
開花時期は10月から12月である。
花径は3、4センチの黄色い5弁花である。
2本の湾曲した雄しべが特徴である。
英名はスクランブルエッグ(Scrambled eggs) である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Senna pendula(=Cassia coluteoides)


★寒さなど気にもならぬと煌いて
 小葉の旃那は羽ばたくように


小葉の旃那(コバノセンナ)

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羽根旃那(ハネセンナ)

羽根旃那(ハネセンナ)

羽根旃那(ハネセンナ)はマメ科カワラケツメイ属(センナ属)の落葉低木である。
原産地は西インド諸島、南アメリカである。
日本でも奄美大島以南で栽培され、帰化している。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は長い楕円形で、先は丸い。
開花時期は8月から10月くらいである。
枝先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い5弁花をたくさんつける。
葉には抗菌物質を含み、皮膚病薬とされる。
和名の由来は、豆果(莢の中に種子が入るもの)に対の翼があることからきている。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Cassia alata(=Senna alata)


★大形で迫力のある姿だよ
 遠目も似合う熱帯の花


羽根旃那(ハネセンナ)

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チンネベリー・センナ

チンネベリー・センナ

チンネベリー・センナはマメ科カワラケツメイ属(センナ属)の常緑低木である。
インド南部のチンネベリー地方で生産されたことが名の由来である。
葉と実が医薬品(緩下薬)とされる。
学名のカッシア・アングスティフォリアで表示するところもある。
あるいは、細葉旃那(ホソバセンナ)とするものもある。
インドからアラビアにかけて分布する。
樹高は1メートルくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形である。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は薄い紙質である。
開花時期は9月くらいである。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、暗い黄色の5弁花をつける。
花の後にできる実は扁平な長い楕円形をした豆果(莢の中に種子が入るもの)で、暗い褐色に熟する。
種子は扁平な倒卵形をしている。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Cassia angustifolia(=Senna alexandrina)


★古くから使われてきた妙薬と
 知ればますます興味の募り


チンネベリー・センナ

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アンデスの乙女(アンデスノオトメ)

アンデスの乙女(アンデスノオトメ)

アンデスの乙女(アンデスノオトメ)はマメ科センナ属(カワラケツメイ属)の落葉低木である。
分類法によってはジャケツイバラ科とされる。
原産地はブラジル中部からアルゼンチン北部にかけてである。
「アンデスの乙女」は流通名である。
和名は花センナ(ハナセンナ)という。
学名からカッシア・コリンボサの名も使われている。
樹高は2、3メートルである。
葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い楕円形である。
開花時期は8月から10月くらいである。
マメ科特有のきれいな黄色い蝶形をした花を咲かせる。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Senna corymbosa(=Cassia corymbosa)


★清楚なる名に恥ずことなく花咲かす
 黄花麗しアンデスの乙女


アンデスの乙女(アンデスノオトメ)

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波布草(ハブソウ)

波布草(ハブソウ)

波布草(ハブソウ)はマメ科カワラケツメイ属の一年草である。
原産地は熱帯アメリカである。
日本へは江戸時代に渡来し、薬用に栽培されている。
また、沖縄や小笠原諸島には帰化をしている。
草丈は50センチから150センチくらいである。
全草に毛は生えていない。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は長い卵形で先が尖る。
開花時期は7月から10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、数輪の黄色い五弁花をつける。
花はマメ科特有の蝶形ではない。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
豆は夷草(エビスグサ)とともに「ハブ茶」という健康茶の材料となっている。
また、煎じたものは健胃、緩下、解毒薬とされる。
汁が蛇毒に効くということで蝮草(マムシグサ)の別名もあるが、実際には効果はないという。
漢名は望江南(ぼうこうなん)という。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Cassia occidentalis


★蝮棲む野に咲くという蝮草
 日陰に見つけ後ずさりして


波布草(ハブソウ)
波布草(ハブソウ)

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