新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
支那満作(シナマンサク)パリダ
支那満作(シナマンサク)はマンサク科マンサク属の落葉小高木である。
原産地は中国の中央部である。
樹高は2~7メートルくらいである。
日本に自生する満作(マンサク)に比べて花の時期が少し早く、花に香りがあるのが特徴である。
パリダ(Pallida)はその栽培品種である。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の柄と裏面には綿毛が密生し、灰白色を帯びる。
開花時期は1~3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
前年の葉の脇から出た短い柄の先に黄色い花が集まってつく。
花の咲くころには前年の枯れ葉が残っていることが多い。
これが支那満作(シナマンサク)の特徴である。
パリダは、花弁が大きくたくさんついて、色が薄い。
写真は2月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Hamamelis mollis cv. Pallida
★春風に甘き香りを載せ運ぶ
パリダは茂る不思議の姿
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