新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
満作(マンサク)
満作(マンサク)はマンサク科マンサク属の落葉低木である。
北海道から九州までの、主として太平洋側に分布している。
山地に生え、また庭木としても愛好されている。
なお、本州の日本海側や北海道南部には、葉の先端が丸い丸葉満作(マルバマンサク)が分布している。
和名の由来は、春の早い時期にまず咲くからという説と、花が枝に満ちる様子からついたという説がある。
ねじれたリボンのような花を枝いっぱいにつけた様子は、不思議な美しさを漂わせている。
樹高は1~3メートルくらいである。
ただし、成長したものは10メートルに達するものもある。
樹皮は灰色である。
葉は卵形(やや菱形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色である。
葉には柄があり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は2~4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花は2~4個が固まってつく。
黄色い花びら(花弁)は4枚で、茶色い4枚の萼片とのコントラストが美しい。
萼片も黄色いものもある。
雄しべは4本、雌しべは1本である。
秋にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、黒く熟する。
葉を干したものには止血作用がある。
俳句の季語では春である。
写真は2月に鎌倉の長谷寺で撮った。
学名:Hamamelis japonica
★枝々に絡まるように花咲かせ
手招くように春を呼び寄せ
☆山々に春を告げなん満作の
陽射しの欠片花に託して
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