新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
錦満作(ニシキマンサク)
錦満作(ニシキマンサク)はマンサク科マンサク属の落葉小高木である。
日本海側に分布する丸葉満作(マルバマンサク)の仲間で、花びらのつけ根のほうが紅色を帯びるタイプのものである。
「丸葉」というのは、葉の上半分が半円形をしているところからつけられた名前である。
錦満作(ニシキマンサク)は富山県から福井県にかけて分布する。
野生のものは関東地方だと牧野記念庭園などで見ることができる。
樹高は3~6メートルくらいである。
葉は菱形状の円形ないし幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の上部に波状のぎざぎざ(鋸歯)があるが、つけ根のほうにはぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は2~3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花びらは4枚で、長さは10~15ミリくらいである。
花の後にできる実は卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、熟すと黒い種を弾きとばす。
ところで、錦満作(ニシキマンサク)には栽培品種もある。
写真のものは小石川植物園のもので「栽培種」とされている。
まだ葉を確かめていないのだが、「花おりおり」は栽培種について「花弁の赤みが広がり、葉先は尖る」と記述している。
葉の時期に確かめてみたい。
写真は2月に小石川植物園で撮った。
学名:Hamamelis japonica form. flavo-purpurascens
学名:Hamamelis japonica cv. Flavo-purpurascens(栽培種)
★紐解けば謎の深まる木だけれど
調べてみたい錦満作
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