新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
九年母(クネンボ)
九年母(クネンボ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
来歴は不明だが古くから知られる。
万葉名を「あべたちばな」という。
江戸時代まではミカンの主流品種であったという。
本州の一部と四国から沖縄にかけて分布する。
樹高は2~3メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は全縁か、細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月くらいである。
葉の脇に花径2~4センチくらいの白い花をつける。
花弁と萼片は5枚ずつある。
雄しべはたくさんあり、雌しべは1本である。
結実時期は冬で、橙色の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)をつける。
果皮は厚くてでこぼこがあり、特有の香りがする。
果肉は酸味が強いが、完熟すれば生食できる。
上の写真は10月に市川市万葉植物園で撮った。
下の写真は3月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Citrus nobilis
★でこぼこの姿がどこか床しくて
歴史の重み味わうように
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