新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「ミカン科」の記事一覧
- 2024.11.25
[PR]
- 2014.04.22
ボロニア・ピンナタ
- 2014.03.20
深山樒(ミヤマシキミ)
- 2013.09.20
華北山椒(カホクザンショウ)
- 2012.11.05
獅子柚子(シシユズ)
- 2010.02.10
金柑(キンカン)
ボロニア・ピンナタ
- 2014/04/22 (Tue)
- ミカン科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
ボロニア・ピンナタはミカン科ボロニア属の常緑低木である。
ボロニア属はオーストラリアに90種から100種くらいが分布する。
本種の原産地もオーストラリアである。
種小名の読み方は「ピナータ」とする場合もある。
樹高は1~2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細い披針形(笹の葉のような形)である。
葉にはミカン科特有の香りがある。
開花時期は3~6月くらいである。
葉の脇に花径2センチくらいの星形をしたピンクの4弁花をたくさんつける。
花の色は白いものもある。
属名の Boronia はイタリア人の植物採集家「ボローネ(Francesco Borone, 1769-1794)さん」の名からきている。
種小名の pinnata は「羽状の」という意味である。
写真は2月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Boronia pinnata
★めずらしい花が次々咲き出して
びっくりするよオーストラリア園
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
深山樒(ミヤマシキミ)
- 2014/03/20 (Thu)
- ミカン科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
深山樒(ミヤマシキミ)はミカン科ミヤマシキミ属の常緑低木である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、台湾にも分布する。
樹高は100センチから150センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、艶がある。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄異株である。
開花時期は3月から5月くらいである。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、花径1センチくらいの白い小さな花をたくさんつける。
花弁は4枚で、よい香りがする。
花の後にできる実は球状の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、冬に赤く熟する。
全体にアルカロイドを含み、有毒である。
和名の由来は、葉が樒(シキミ:Illicium anisatum)似て林の中に生えることからきている。
花言葉は「寛大」である。
属名の Skimmia は日本語の「シキミ」からきている。
種小名と変種名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Skimmia japonica var. japonica
★ぽつぽつと固い蕾の中に咲く
白い花びら春を知らせて
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
華北山椒(カホクザンショウ)
- 2013/09/20 (Fri)
- ミカン科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
華北山椒(カホクザンショウ)はミカン科サンショウ属の落葉小高木である。
原産地は中国である。
山地に生えるほか栽培もされる。
果皮を花椒(ホアジャオ)と呼び、香辛料として用いる。
特に四川料理で多用され、麻婆豆腐などで欠かせない味となっている。
ただし、日本の山椒はさまざまな部位を利用するが、こちらは果皮のみしか使わない。
樹高は3~7メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
雌雄異株である。
開花時期は4~5月である。
花の色は黄緑色で、あまり目立たない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、円形で熟すと赤くなる。
種子は黒い。
果皮は生薬で蜀椒(しょくしょう)といい、健胃薬、鎮痛剤などとされる。
属名の Zanthoxylum はギリシャ語の「Zantho(黄色い)+xilon(木質)」からきている。この属の植物が黄色染料として使われることから名づけられた。
種小名の bungeanum はドイツ人の植物学者「ブンゲ(Alexander Bunge, 1803-1890)さんに関連した」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Zanthoxylum bungeanum
★山椒と比べてみるがその違い
霧に霞むやいつか極めん
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
獅子柚子(シシユズ)
- 2012/11/05 (Mon)
- ミカン科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
獅子柚子(シシユズ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地は中国と考えられている。
日本へは奈良時代に渡来した。
別名を鬼柚子(オニユズ)という。
「柚子」の名はつくが、大形で文旦(ブンタン)に近い仲間である。
関東地方から九州にかけて植栽されているが、食用ではなく観賞用として栽培され、正月の飾り物などに用いられる。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚くて艶があり、先は尖る。
開花時期は5月である。
白い大形の5弁花をつける。
花はよい香りがする。
結実時期は10~1月くらいである。
果実は直径が15~20センチくらいあり、重さも1キロくらいになる。
果皮が分厚く、でこぼこしている。
果肉は酸味が強く、生食には向かない。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の pseudogulgul は「グルグル(ヒマラヤ原産の大きいレモン)に似た」という意味である。
写真は11月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Citrus pseudogulgul(=Citrus junos 'Sisi')
★柚子の名はついているけどでこぼこし
獅子舞の顔見ているみたい
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
金柑(キンカン)
金柑(キンカン)はミカン科キンカン属の常緑低木である。
原産地は中国南部である。
漢字では「金橘」とも書くが、これは中国名に由来する。
中国の商船が遠州灘で遭難して清水港に寄港した際に、船員が地元の人に砂糖漬けの果実をプレゼントし、その種から日本に広まったと言われている。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は上側に反っていることが多い。
金柑(キンカン)は春、夏、秋の3回開花し結実する性質がある。
7月と9~10月に開花するものが多い。
花は香りのよい白色5弁花である。
実は直径2~3センチくらいの球形で、黄橙色に熟する。
古来から風邪にきき喉の痛みをやわらげるとされ、金柑のど飴として知られている。
生で食べたり、ジャムや砂糖煮にして食べたりする。
果皮は果肉より多くのビタミンCを含んでおり、美肌や健康に有効である。
別名を姫橘(ヒメタチバナ)ともいう。
俳句の季語は秋である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Fortunella Japonica
★ゆらゆらと冬の陽射しに揺れながら
金柑の実はきらり輝き
今日の花ドットコム
花図鑑
カレンダー
カウンター
楽 天
お買い物
カテゴリー
最新CM
最新記事
(11/04)
(11/03)
(06/27)
(01/29)
(01/28)
(01/26)
(01/24)
(10/21)
(10/20)
(10/18)
最新TB
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(07/11)
(07/12)
(07/13)
(07/14)
(07/15)
(07/16)
(07/17)
(07/18)
(07/20)
(07/20)