新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
黄花瑠璃草(キバナルリソウ)
- 2014/03/25 (Tue)
- ムラサキ科 |
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黄花瑠璃草(キバナルリソウ)はムラサキ科キバナルリソウ属(ケリンテ属)の一年草である。
原産地は南ヨーロッパである。
属名のケリンテやセリンセの名で表示されることも多い。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄はなく、茎を抱く。
開花時期は4~5月である。
黄色い釣鐘形の花を下垂させて咲かせる。
花筒の上部は暗い紫色をしている。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
花が紫色である園芸品種のプルプラスケンス(Purpurascens)がよく流通している。
属名の Cerinthe はギリシャ語の「ceros(ワックス)+anthos(花)」からきている。ミツバチが巣づくりのワックスを採るため訪れるということから名づけられた。
種小名の major は「巨大な」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Cerinthe major
★垂れ下がる姿はまるでシャンデリア
南欧の花黄花瑠璃草
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