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角薮柑子(ツノヤブコウジ)

角薮柑子(ツノヤブコウジ)

角薮柑子(ツノヤブコウジ)はヤブコウジ科ツノヤブコウジ属の常緑低木である。
東南アジア、南アジア、オーストラリアに分布するマングローブ植物である。
マングローブ林の縁や水路に面して生える。
日本には分布していない。
樹高は2~3メートルである。
葉は倒卵形で、輪生状に互い違いに生える(互生)。
開花時期は不定期で、白い花を総状につける。
実(偽胎生種子)は彎曲した角状で、中に胎生種子ができる。
「胎性種子」というのは、枝についた実から太い根が伸び、根の先に新芽ができた状態で実から抜け落ちるもののことで、海流に乗って散布される。
「偽胎生種子」というのは、実の中に胎生種子ができているもののことである。
実は熟すと赤くなる。
花の写真は8月につくば植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Aegiceras corniculatum


★熱帯のマングローブの森にある
 神秘の樹木角薮柑子


角薮柑子(ツノヤブコウジ)

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