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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ヤマモガシ科」の記事一覧

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イソポゴン・アネティフォリウス



イソポゴン・アネティフォリウスはヤマモガシ科イソポゴン属の常緑低木である。
イソポゴン属はオーストラリアに35種くらいが分布する。
バンクシア属の近縁種である。
本種の原産地はオーストラリア東南部のニューサウスウェールズ州である。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は松葉のように細い針形で、断面は丸い。
自生地での開花時期は9~12月である。
日本では春に花を咲かせる。
球状の集合花で、細くて黄色い管状の花が花火のように開く。
花序径は10~20センチくらいある。
属名の Isopogon はギリシャ語の「isos(等しい)+pogon(髭)」からきている。花の様子から名づけられた。
種小名の anethifolius は「Anethum(イノンド属)のような葉の」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Isopogon anethifolius

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グレビレア・アルピナ



グレビレア・アルピナはヤマモガシ科ハゴロモノキ属(グレビレア属)の常緑低木である。
原産地はオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州およびビクトリア州で、山地の林の中や荒野に生える。
英名はマウンテン・グレビレア(mountain grevillea)である。
樹高は1~4メートルくらいである。
葉は松葉のように細い針形ないし細長いへら形で、毛の生えることが多い。
開花時期は冬から春にかけてである。
枝先にユニークな形をした花をつける。
花弁のように見えるのは総苞で、長い花柱が突きだしている。
花の色は黄緑色から橙色、赤と変化する。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Grevillea はイギリスの園芸家「グレビル(C. Greville)さん」の名からきている。
種小名の alpina は「高山に生える」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Grevillea alpina


★ほんとうに不思議な形のグレビレア
 色も次第に変わるそうだよ




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