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アリウム・スティピタツム

アリウム・スティピタツム

アリウム・スティピタツムはユリ科ネギ属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。
原産地は中央アジアからアフガニスタンにかけた一帯である。
草丈は120~150センチくらいである。
根際から生える葉は、細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は5~7月くらいである。
葉のない細い茎先に、球状をした大きな散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、紅紫色の花をつける。
花序径は10センチくらいである。
花序は花被片が6枚ある小さな花が集合したものである。
1つひとつの花は比較的大きく、横に平らに開く。
花被片の幅は狭い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名である。
種小名の stipitatum は「柄のある」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Allium stipitatum


★ひょろりんと花茎伸ばし葱坊主
 広い大地がわが故里と


アリウム・スティピタツム

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