新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
花菅(ハナスゲ)
- 2015/05/26 (Tue)
- ユリ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
花菅(ハナスゲ)はユリ科ハナスゲ属(アネマルヘナ属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)キジカクシ科とされる。
アネマルヘナ属は1属1種である。
本種に花菅(ハナスゲ)の和名があり、属名の和名もハナスゲ属という。
原産地は、朝鮮半島、中国の東北部や華北地方、モンゴルなどである。
日本へは江戸時代の中期(享保年間)に薬用として渡来した。
生薬名を知母(ちも)といい、消炎、解熱、鎮静、利尿などの薬効がある。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の表面は淡い緑白色で艶がない。
裏面は緑色で艶がある。
開花時期は5月から6月である。
茎先に緑色ないし淡い紫色をした筒状の花をたくさんつける。
花は一日花で夜間に開花する。
花の後にできる実は長い卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、中に翼のある黒い種子がある。
和名の由来は、葉が「菅」に似ていて花がそれより美しいというところからきている。
属名の Anemarrhena はギリシャ語の「anemos(風)+arrhen(男性、強い)」からきている。風に強いという意味かと推測される。
種小名の asphodeloides は「ツルボラン属(Asphodelus)に似た」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Anemarrhena asphodeloides
★花菅は菅の仲間と違うのか
名づけ方にはいろいろあるね
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
カレンダー
カウンター
楽 天
お買い物
カテゴリー
最新CM
最新記事
(11/04)
(11/03)
(06/27)
(01/29)
(01/28)
(01/26)
(01/24)
(10/21)
(10/20)
(10/18)
最新TB
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(07/11)
(07/12)
(07/13)
(07/14)
(07/15)
(07/16)
(07/17)
(07/18)
(07/20)
(07/20)
この記事へのコメント