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花菅(ハナスゲ)



花菅(ハナスゲ)はユリ科ハナスゲ属(アネマルヘナ属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)キジカクシ科とされる。
アネマルヘナ属は1属1種である。
本種に花菅(ハナスゲ)の和名があり、属名の和名もハナスゲ属という。
原産地は、朝鮮半島、中国の東北部や華北地方、モンゴルなどである。
日本へは江戸時代の中期(享保年間)に薬用として渡来した。
生薬名を知母(ちも)といい、消炎、解熱、鎮静、利尿などの薬効がある。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の表面は淡い緑白色で艶がない。
裏面は緑色で艶がある。
開花時期は5月から6月である。
茎先に緑色ないし淡い紫色をした筒状の花をたくさんつける。
花は一日花で夜間に開花する。
花の後にできる実は長い卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、中に翼のある黒い種子がある。
和名の由来は、葉が「菅」に似ていて花がそれより美しいというところからきている。
属名の Anemarrhena はギリシャ語の「anemos(風)+arrhen(男性、強い)」からきている。風に強いという意味かと推測される。
種小名の asphodeloides は「ツルボラン属(Asphodelus)に似た」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Anemarrhena asphodeloides

★花菅は菅の仲間と違うのか
 名づけ方にはいろいろあるね




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