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雉隠し(キジカクシ)



雉隠し(キジカクシ)はユリ科クサスギカズラ属(アスパラガス属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科(キジカクシ科)とされる。
アスパラガス属は世界に300種くらい分布する。
原語に近い読み方をすればアスパラグス属となるが、アスパラガスが一般化しているのであまり使われない。
日本にも草杉蔓(クサスギカズラ)などが分布するので、属名の和名はクサスギカズラ属という。
なお、学者によってはキジカクシ属とするものもある。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地の林の縁などに生える。
海外では、シベリア、ウスリー、サハリン、朝鮮半島、中国東北部などにも分布する。
草丈は50~100センチくらいである。
茎は円柱状で稜線があり、上部で枝分かれをする。
葉は退化しており、糸のような葉状枝といわれるものになっている。
葉状枝は緑色で、羽状複葉のように見える。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
葉の脇に緑白色をした小さな花を3つか4つつける。
花径は2~3ミリで、花被片が6枚からなる。
雄花には雄しべが6本ある。
雌花の雄しべは退化しており、雌しべが1本ある。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、熟すと赤くなる。
アスパラガスの仲間で、若芽は食用とされる。
属名の Asparagus はギリシャ語の「a(強勢語)+sparasso(引き裂く)」からきている。はなはだしく裂けるという意味で、葉の状態を表している。
種小名の schoberioides は「アカザ科(Schoberia)に似た」という意味である。
写真は5月に高尾山野草園で撮った。
学名:Asparagus schoberioides

★アスパラを思わすような雉隠し
 緑の幕を張ったみたいに




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