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新・花の仲間調べ

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ガストロキルス・オブリクス



ガストロキルス・オブリクスはラン科カシノキラン属(ガストロキルス属)の多年草である。
原産地は中国の南部、インドシナ半島、ヒマラヤなどである。
海抜800~1400メートルの森の中に分布する着生種である。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は肉質の披針形(笹の葉のような形)で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は秋から冬である。
短い花序に花径2センチくらいの小さな花をたくさんつける。
花の色は黄緑色である。
唇弁は白く、紅紫色や黄色の模様が入る。
属名の Gastrochilus はギリシャ語の「gaster(腹部)+cheilos(唇)」からきている。唇弁の様子から名づけられた。
変種名の obliquus は「不等辺の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Gastrochilus obliquus


★森林で見つけることはできるかな
 小さな花に笑みを浮かべつ




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