新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ファレノプシス・マンニー
- 2012/11/30 (Fri)
- ラン科 |
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ファレノプシス・マンニーはコチョウラン属(ファレノプシス属)の多年草である。
原産地は中国の雲南省、ミャンマー、タイ、ベトナム、ヒマラヤなどである。
標高500~1500メートルの地域に生える着生種である。
種小名の読み方は「マンニイ」とするものもある。
草丈は20~40センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
花径3~4センチの星形の花をたくさんつける。
花は多肉質で、よい香りがする。
花の色は黄緑色で、濃い茶色の模様が入る。
唇弁の色は淡く、白、黄色、紅紫色などが交じる。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(似る)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の mannii はドイツ人の植物学者でキュー王立植物園のガーデナーだった「マン(Gustav Mann, 1836-1916)さんの」という意味である。この花をシッキムで発見した。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis mannii
★エナメルか漆をべったり塗ったよう
不思議な色に輝くマンニー
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