新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
デンドロビウム・トランキミアヌム
- 2013/02/19 (Tue)
- ラン科 |
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デンドロビウム・トランキミアヌムはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「デンドロビューム」とするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、和名を「セッコク属」という。
本種の原産地はベトナムである。
つくば植物園の主任研究員である遊川知久さんが命名した。
草丈は30~40センチである。
葉は小さな披針形(笹の葉のような形)で分厚い。
開花時期は春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径4~5センチの白い花をつける。
唇弁は側裂片が発達していて中裂片は短く、紅紫色の模様が入る。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の trankimianum はベトナムの人名からきているようだがはっきりしない。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium trankimianum
★図鑑にはまだまだ載らぬ花だけど
ここでは逢える不思議に酔って
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