新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
デンドロビウム・サンデラエ・マヨール
- 2013/02/18 (Mon)
- ラン科 |
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デンドロビウム・サンデラエ・マヨールはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「デンドロビューム」とするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、和名を「セッコク属」という。
本種の原産地はフィリピンのルソン島である。
標高1000~1600メートルの森の樹木に生える着生種である。
草丈は40~80センチくらいである。
葉は小さな披針形(笹の葉のような形)で分厚く、たくさんつく。
開花時期は春から夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径8~10センチくらいの大輪の白い花を房状にたくさんつける。
唇弁のつけ根の部分には暗い紅紫色の模様が入る。
花に香りはない。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の読み方は「サンデレ」や「サンデレー」とするものもある。
種小名の sanderae はイギリスのラン育種家「サンダー(Henry Frederick Conrad Sander, 1847-1920)さん」の名からきている。
変種名の読み方は「メジャー」とするものもある。
種小名の major は「巨大な」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium sanderae var. major
★大輪が溢れるように房となり
リップの色に個性滲ませ
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