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新・花の仲間調べ

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トリコグロッティス・ラティセパラ・トリカリナタ



トリコグロッティス・ラティセパラ・トリカリナタはラン科ニュウメンラン属(トリコグロッティス属)の多年草である。
原産地はフィリピンである。
つくば植物園で命名され、栽培されている。
茎が垂下する着生種である。
草丈は1メートル以上になる。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
長さが5~10センチくらいあり、多肉質で縁は内側に巻く。
開花時期は冬である。
葉の脇に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、花径1センチくらいの小さな花を数輪つける。
花の色は淡い紅紫色で横に開き、香りはしない。
唇弁の真ん中の裂片のつけ根の部分には3列の小さな隆起がある。
属名の Trichoglottis はギリシャ語の「trichos(毛)+glottis(舌)」に由来する。毛のある唇弁という意味である。
種小名の latisepala は「広い萼片の」という意味である。
変種名の tricarinata は「三背稜のある」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Trichoglottis latisepala var. tricarinata


★難しい名前に顔をしかめるが
 名づけし人はこの国にあり




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