新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
パフィオペディルム・フッケラエ
- 2012/03/16 (Fri)
- ラン科 |
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パフィオペディルム・フッケラエはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
種小名の読み方は「フーケレ」とするものもある。
原産地はカリマンタン島で、標高300~800メートルの雨林の岩の割れ目や木の根元に生える地生種である。
ワシントン条約附属書ではI類(商業目的の国際取引の全面禁止)として保護されている。
草丈は20~30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、白っぽい斑が入る。
開花時期は春から夏である。
花径は10センチくらいある。
背萼片は白く、緑色のぼかしが入る。
花弁は紫緑色で、先のほうは紅紫色である。
唇弁は紫褐色である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の hookerae はイギリス人のラン採集家「フッカー(J. D. Hooker)さん」の妻の名からきている。
写真は3月につくば植物園の蘭展で撮った。
学名:Paphiopedilum hookerae
★すっと立ち背高のっぽのフッケラエ
葉も撮りたいが悪戦苦闘
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