新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ファレノプシス・スチュアルティアナ
- 2013/04/02 (Tue)
- ラン科 |
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ファレノプシス・スチュアルティアナはコチョウラン属(ファレノプシス属)の多年草である。
ファレノプシス属は東南アジアを中心に70種くらい分布する着生種である。
ファレノプシス・アフロディテ(Phalaenopsis aphrodite)が胡蝶蘭(コチョウラン)の和名を持ち、そこから属名の和名もコチョウラン属とされる。
本種の原産地はフィリピンである。
ミンダナオ島の標高300メートルくらいの森に生える着生種である。
草丈は90センチくらいある。
葉は分厚い楕円形で、白っぽい斑が入る。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5~9センチくらいの白い花を数輪つける。
唇弁には紅紫色の斑点が入る。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(似る)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の stuartiana はイギリス人の園芸家「スチュアート(Stuart Low, 1800's)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis stuartiana
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