新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ブラッシア・ケイリアナ
- 2013/02/25 (Mon)
- ラン科 |
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ブラッシア・ケイリアナはラン科ブラッシア属の多年草である。
ブラッシア属は中南アメリカに30種くらい分布し、着生種が多い。
本種の原産地はコロンビア、ベネズエラである。
標高1300~2300メートルの山地に生える着生種である。
分類の仕方によってはアダ属(Ada)とされる。
その場合は、アダ・ケイリアナ(Ada keiliana)と呼ばれる。
草丈は45センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、暗いオレンジ色の花をたくさんつける。
花径は15センチくらいあり、細長い。
花被片には褐色の斑紋が入る。
花はよい香りがする。
属名の Brassia はイギリス人の植物画家「ブラス(William Brass, 1800's)さん」の名からきている。
種小名の keiliana はドイツ人のラン愛好家「ケイル(Dr. Keil, 1800's)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Brassia keiliana
★細長い花弁で蜘蛛にたとえらる
香り豊かなブラッシアの花
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