新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ブルボフィルム・ブリエニアヌム・パソエンセ
- 2013/03/23 (Sat)
- ラン科 |
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ブルボフィルム・ブリエニアヌム・パソエンセはラン科マメヅタラン属(ブルボフィルム属)の多年草である。
ブルボフィルム属(Bulbophyllum)は東南アジアなどに広く分布する着生種で、約2000種の原種がある。
読み方は「バルボフィラム属」とする場合もある。
日本にも豆蔦蘭(マメヅタラン)などが分布し、和名をマメヅタラン属という。
本種の原産地はフィリピン、マレーシア、インドネシアである。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で革質である。
開花時期は冬から春である。
茎先に傘状の花序を出し、花径3センチくらいの花をつける。
花の色は暗い黄色で、つけ根の部分は暗い茶色である。
属名の Bulbophyllum はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)+phyllon(葉)」からきている。鱗茎から葉が出ていることから名づけられた。
種小名の brienianum はイギリスの植物学者「オブライエン(O'Brien, 1900's)さんの」という意味である。
変種名の pasohense はマレーシアのネグリセンビラン州にある「パソ森林保護区(Pasoh Forest Reserve)の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Bulbophyllum brienianum var. pasohense
★面白い形の花があるものだ
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