新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ブルボフィルム・ラクシフロルム
- 2013/03/24 (Sun)
- ラン科 |
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ブルボフィルム・ラクシフロルムはラン科マメヅタラン属(ブルボフィルム属)の多年草である。
ブルボフィルム属(Bulbophyllum)は東南アジアなどに広く分布する着生種で、約2000種の原種がある。
読み方は「バルボフィラム属」とする場合もある。
日本にも豆蔦蘭(マメヅタラン)などが分布し、和名をマメヅタラン属という。
本種の原産地はフィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムなどである。
標高100~1800メートルの山地の森に生える着生種である。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で革質である。
開花時期は周年である。
茎先に傘状の花序を出し、花径1~2センチくらいの白い花をつける。
属名の Bulbophyllum はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)+phyllon(葉)」からきている。鱗茎から葉が出ていることから名づけられた。
種小名の laxiflorum は「疎らな花の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Bulbophyllum laxiflorum
★白くって細い花弁が繊細な
ムードを醸すラクシフロルム
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