新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ブルボフィルム・ベクアールティー
- 2013/02/09 (Sat)
- ラン科 |
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ブルボフィルム・ベクアールティーはラン科マメヅタラン属(ブルボフィルム属)の多年草である。
ブルボフィルム属(Bulbophyllum)は東南アジアなどに約2000種が分布する着生種である。
属名の読み方は「バルボフィラム属」とする場合もある。
日本にも豆蔦蘭(マメヅタラン)などが自生し、和名を「マメヅタラン属」という。
本種の原産地はアフリカである。
ギニア、リベリア、ナイジェリア、ザンビア、ケニア、タンザニアなどに分布し、標高900~2200メートルくらいの森に生える着生種である。
異名をブルボフィルム・コクレアツム(Bulbophyllum cochleatum)とする説もある。
草丈は20~40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から夏である。
花の色は紫褐色で苞葉に包まれた独特の花序である。
1つ1つの花径は1センチくらいで小さい。
属名の Bulbophyllum はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)+phyllon(葉)」からきている。鱗茎から葉が出ていることから名づけられた。
種小名の bequaertii はアメリカの自然科学者「ベクアールト(Joseph Charles Bequaert, 1886-1982)さんの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Bulbophyllum bequaertii(=Bulbophyllum cochleatum var bequaertii)
★アフリカの花はまだまだ謎多い
地味な色して不思議な姿
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