新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
セロジネ・フラッキダ
- 2013/02/08 (Fri)
- ラン科 |
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セロジネ・フラッキダはラン科セロジネ属の多年草である。
セロジネ属はアジアや南太平洋に200種以上が分布する着生種である。
属名の読み方は「コエロギネ」とするものもある。
本種の原産地は中国の南西部、ミャンマー、ラオス、ヒマラヤ、インドの北部などである。
標高900~2000メートルの森の中に生える着生種である。
草丈は20~30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から夏である。
花の色は白く、唇弁には帯状に黄色い模様が入る。
花径は3~4センチくらいで、よい香りがする。
属名の Coelogyne はギリシャ語の「coelos(空洞)+gyne(雌)」からきている。柱頭が窪んでいることから名づけられた。
種小名の flaccida は「ふにゃふにゃした」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Coelogyne flaccida
★真っ白で香り豊かなフラッキダ
黄の唇は隠す術なく
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