新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
プレイオネ・プレイオノイデス
- 2013/05/04 (Sat)
- ラン科 |
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プレイオネ・プレイオノイデスはラン科タイリントキソウ属(プレイオネ属)の多年草である。
プレイオネ属はアジアに20種くらい分布する地生種である。
台湾に自生するプレイオネ・フォルモサナ(Pleione formosana)に大輪朱鷺草(タイリントキソウ)の和名があることから、属名の和名を「タイリントキソウ属」という。
本種の原産地は中国である。
標高1750~2250メートルの森の中に咲く地生種である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
草丈は15センチから25センチくらいである。
葉は卵形である。
開花時期は春である。
カトレアに似た唇弁が筒状のきれいな花を1、2輪咲かせる。
花の色は紅紫色で、濃い色の縦筋が入る。
属名の Pleione はギリシャ神話に出てくるニンフの「Pleione(プレーオネー)」からきている。
種小名の pleionoides は「タイリントキソウ属(Pleione)に似た」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Pleione pleionoides
★大輪を舞うがごとくに開き咲く
名は不思議だがプレイオノイデス
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