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奄美海老根(アマミエビネ)



奄美海老根(アマミエビネ)はラン科エビネ属の多年草である。
奄美大島の固有種で、原生林の中に生える。
本州の近畿地方から九州にかけて分布し、標高300メートル以上の山地の林の中に生える地生種である。
園芸採取などによって絶滅寸前となっている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
霧島海老根(キリシマエビネ)の近縁で、その変種(Calanthe aristulifera var. amamiana)とする見方もある。
草丈は25~50センチくらいである。
葉は長さが15~25センチくらいある長い楕円形で縦皺があり、根際に1~3枚がつく。
開花時期は2~4月である。
茎先から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2~3センチの小さな花を垂れ気味につける。
花の色は白や紫色を帯びたものなどがあり、変化が多い。
唇弁は扇状の三角形で、先は3つに裂ける。
真ん中の裂片は、先が浅く裂ける。
距は、長さは7~13ミリくらいで短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の amamiana は「奄美大島の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Calanthe amamiana


★ハブの棲む森に根を張る地生蘭
 奄美海老根は多彩な姿




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