新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
鶏冠夫婦蘭(トサカメオトラン)
鶏冠夫婦蘭(トサカメオトラン)はラン科メオトラン属の多年草である。
沖縄本島から八重山諸島にかけて分布し、林の縁や草地に生える地生種である。
海外では、台湾、東南アジア、インド、南太平洋、オーストラリアなどに分布する。
和名の由来は、茎が下に曲がって咲く形を鶏冠に見立てたものである。
「夫婦」のほうははっきりしないが、葉の様子を表したものであろうか。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は50センチくらいである。
葉は長い楕円形で先が尖り、2~3枚生える。
自生地での開花時期は6~7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い花をたくさんつける。
花茎は蕾の時期から開花期まで下垂し、花の後に上向きになる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Geodorum はギリシャ語の「ge(地)+doron(贈り物)」からきている。
種小名の densiflorum は「あふれるように花をつける」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Geodorum densiflorum
★名の由来わからぬけれど俯いて
咲く白い花しみじみ眺め
植物図鑑
花図鑑
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
カレンダー
カウンター
楽 天
お買い物
カテゴリー
最新CM
最新記事
(11/04)
(11/03)
(06/27)
(01/29)
(01/28)
(01/26)
(01/24)
(10/21)
(10/20)
(10/18)
最新TB
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(07/11)
(07/12)
(07/13)
(07/14)
(07/15)
(07/16)
(07/17)
(07/18)
(07/20)
(07/20)
この記事へのコメント