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新・花の仲間調べ

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ヘリオトロピウム・アンプレキシカウレ



ヘリオトロピウム・アンプレキシカウレはムラサキ科キダチルリソウ属の多年草である。
原産地はアルゼンチンなど南アメリカである。
英名はクリーピング・ヘリオトロープ(creeping heliotrope)という。
草丈は15~30センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~9月くらいである。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、紅紫色の小さな花をたくさんつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて開く。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Heliotropium はギリシャ語の「helios(太陽)+ tropein(回転)」からきている。花が太陽の方向へ回転すると信じられていた。
種小名の amplexicaule は「茎を抱く」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Heliotropium amplexicaule

★茎先に筒形の花びっしりと
 つけた姿の高貴に見えて




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