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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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ハンザ



ハンザ(Hansa)はバラ科バラ属の常緑低木である。
1905年にオランダで作出された浜梨(ハマナス)の改良品種である。
オールドローズ(Old Rose:O)と呼ばれるものの1つ、四季咲きの中輪である。
特徴は、八重咲きをすることである。
樹高は1~2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形である。
開花時期は6月から7月である。
花の色は紅色で、花弁数は30~40枚くらいである。
花径は7~10センチくらいである。
香り強い花を繰り返し咲かせる。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Rosa rugosa 'Hansa'


★大輪でまるでぼんぼり見るような
 ハンザの花は牡丹に負けず




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ペンステモン・ハルトウェギー



ペンステモン・ハルトウェギーはゴマノハグサ科イワブクロ属(ペンステモン属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はメキシコである。
草丈は40センチから50センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から8月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチくらいの釣鐘状の花をつける。
花の色は多彩で、赤やピンク、白などのものがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5つ)+stemon(雄しべ)」からきている。雄しべは実際には4本しかないが、目立つ仮雄しべを含めて5本と見て名づけられた。
種小名の hartwegii はドイツ人の植物学者「ハルトウェグ(Karl Theodor Hartweg, 1812-1871)さんの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Penstemon hartwegii


★そのルーツ調べてみれば面白い
 新大陸にいろいろあるね




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ドワーフ・コンフリー



ドワーフ・コンフリー(dwarf comfrey)はムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草である。
原産地は南ヨーロッパである。
別名をイベリアン・コンフリー(Iberian comfrey)という。
草丈は30センチから50センチくらいで、矮性種である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
淡い青紫色ないし白い色をした釣鐘状の小さな花をたくさん垂れ下げてつける。
蕾は濃い桃色である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Symphytum はギリシャ語で「symphyton(癒合する)」からきている。切り傷の薬となることから名づけられた。
種小名の ibericum は「イベリア半島の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った園芸品種のヒッドコートブルー(Hidcote Blue)である。
学名:Symphytum ibericum


★ドワーフの名前を聞いて笑み洩れる
 まるでゲームの世界のようで





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アニス



アニス(anise)はセリ科ミツバグサ属(アニス属)の一年草である。
表記の名は英語由来で和名としても採用されている。
原産地は西アジア、ギリシャ、エジプトなどだが、中世に広くヨーロッパに広まった。
日本へは明治時代に渡来し、少量だが栽培されている。
草丈は30~60センチくらいである。
茎は中空である。
根際から生える葉には長い柄があり、卵形で縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎につく葉は2回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に複数の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を組み合わせて出し、白い小さな花をたくさん咲かせる。
花弁数は5枚である。
花の後にできる実は卵形の分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
果実をアニシード(aniseed)といい、香辛料として用いられる。
若葉や花はサラダとして、根はスープやシチューに入れて食べられる。
また、果実は生薬名を茴芹(ういきん)といい、気管支炎や生理不順などに薬効がある。
別名を西洋茴香(セイヨウウイキョウ)という。
属名の Pimpinella はこの属やこれと似た植物に対するラテン名からきている。
種小名の anisum はこの植物のギリシャ名(anison)からきている。
写真は5月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Pimpinella anisum


★沖縄で初めて出会ったアニスの花
 セリ科の特徴はっきり見せて




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赤染め葎(アカゾメムグラ)



赤染め葎(アカゾメムグラ)はアカネ科クルマバソウ属の多年草である。
原産地はヨーロッパの北部から中央部である。
英名はダイヤーズ・ウッドラフ(dyer's woodruff)という。
英名の「ダイヤーズ」は染物屋、「ウッドラフ」はクルマバソウを意味する。
名前の通り、根が赤色の染色材料とされる。
和名の「葎」は生い茂る雑草のことである。
草丈は20~30センチくらいである。
匍匐性があり、茎は地を這って広がる。
葉は細い披針形(笹の葉のような形)で、2枚が向かい合って生える(対生)。
托葉(葉のつけ根にある付属体)が発達していて、輪生しているように見える。
開花時期は5~6月である。
茎先や葉の脇から集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、花径が1センチに満たない白い小さな花をつける。
花冠は漏斗形で、先が深く3つに裂ける。
花の後にできる実は球形の分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
グランドカバーとされるほかポプリとしても利用される。
属名の Asperula はラテン語の「asper(粗面)」の縮小形である。葉面がざらつくことから名づけられた。
種小名の tinctoria は「染色用の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Asperula tinctoria


★染物に使える花をどうやって
 昔の人は見つけたのかな




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