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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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レモンベルガモット



レモンベルガモットはシソ科ヤグルマハッカ属の一年草である。
原産地は北アメリカの中南部からメキシコである。
日本ではハーブとして栽培される。
表記の名は流通名で、自生地ではレモンビーバーム(lemon beebalm)などの名で呼ばれる。
学名のモナルダ・キトリオドラを用いるものもある。
草丈は60~120センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉は鮮やかな緑色で、レモンの香りがする。
葉の裏には白くて軟らかい毛が生える。
開花時期は6~10月くらいである。
花茎に紅紫色をした唇形の花を輪生状にたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
ドライフラワーやハーブティーとして利用される。
属名の Monarda はスペインの医師で植物学者だった「モナルデ(Nicolas Monardes, 1493-1588)さん」の名からきている。
種小名の citriodora は「レモンのような香りの」という意味である。
写真は5月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Monarda citriodora


★モナルダの仲間もいろいろあるんだね
 初の出逢いは梅雨の沖縄




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浜鉈豆(ハマナタマメ)



浜鉈豆(ハマナタマメ)はマメ科ナタマメ属の多年草である。
本州(太平洋側は千葉県、日本海側は山形県)から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、海岸の砂浜に生える。
海外では、台湾、中国にも分布する。
茎は地を這って5メートル以上になる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は幅の広い卵形である。
葉の質は革質で分厚く、艶がある。
開花時期は6~8月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅紫色をした蝶形の花をつける。
花径は25~30ミリくらいあり大きい。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
実は長い楕円形で長さが5~10センチくらいある。
属名の Canavalia はインドのマラバールでの現地語「canavali(ナタマメ)」からきている。
種小名の lineata は「線条のある」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Canavalia lineata


★また一つ南の島が故郷の
 浜鉈豆と出逢い楽しみ




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野牡丹(ノボタン)



野牡丹(ノボタン)はノボタン科ノボタン属の常緑低木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、道端や林の縁などに生える。
海外では、台湾、中国南部、インドシナ半島、フィリピン、インドネシアなどにも分布する。
樹高は2~4メートルくらいである。
枝の断面は四角形で、全体に粗毛がある。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉にははっきりとした縦脈があり、両面に毛が密生する。
開花時期は6~10月である。
枝先に花径3~8センチくらいの淡い紅紫色をした五弁花をつける。
稀に白花もある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、湾曲する。
属名の Melastoma はギリシャ語の「melas(黒い)+ stoma(口)」からきている。果実を食べると口が黒く染まることから名づけられた。
種小名の candidum は「純白の」という意味である。
写真は5月に沖縄県東村の慶佐次地区で撮った。
学名:Melastoma candidum


★湧き出づる思い静かに染め抜いて
 咲く野牡丹は南国育ち




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姫金瘡小草(ヒメキランソウ)



姫金瘡小草(ヒメキランソウ)はシソ科キランソウ属の多年草である。
九州の長崎県から沖縄にかけて分布し、海岸近くの草地や岩場に生える。
海外では、台湾にも分布する。
草丈は5~20センチくらいである。
茎は匍匐して横に広がる。
根際から生える葉は倒披針形で、ロゼット状に広がる。
葉の質は肉質で、艶がある。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3~10月くらいである。
沖縄では周年開花をする。
葉の脇に長さ10~15ミリくらいの濃い青紫色をした唇形の花を1つずつつける。
花の色は、紅色を帯びるものや白いものもある。
「姫」の名がつくが、花は金瘡小草(キランソウ)と同じくらいかそれよりも大きい。
花冠は5つに裂ける。
上の2枚の裂弁がいちばん小さい。
下の3枚の裂弁のうち真ん中のものが大きく、中央部に2つの斑点がある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Ajuga はギリシャ語の「a(無)+jugos(束縛)」からきている。花冠の形状を表したものである。
種小名の pygmaea は「ごく小さい」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Ajuga pygmae


★南国の砂浜埋めて咲くという
 姫金瘡小草に彼の地を思い




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浜小豆(ハマアズキ)



浜小豆(ハマアズキ)はマメ科ササゲ属の蔓性多年草である。
九州の南部から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、海岸の砂浜に生える。
海外では、熱帯・亜熱帯地方に広く分布する。
別名を浜大角豆(ハマササゲ)という。
蔓は地上を這って伸び、2~5メートルくらいになる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚く艶がある。
頂小葉が側小葉より少し大きい。
開花時期は5~10月くらいである。
葉の脇から花茎を出し、花径10~15ミリくらいの蝶形をした黄色い花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Vigna はイタリアの医師で園芸家の「ビーニャ(Dominico Vigna, ?-1647)さん」の名からきている。
種小名の marina は「海の」という意味である。
写真は5月に沖縄県今帰仁村の古宇利島で撮った。
学名:Vigna marina


★めずらしい花ではないが温帯で
 見られぬだけに喜び増して




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