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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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ナポレオナエア・ボーゲリー



ナポレオナエア・ボーゲリーはサガリバナ科ナポレオナエア属の常緑低木ないし高木である。
原産地はアフリカの中西部である。
樹高は1~10メートルくらいである。
葉は楕円形で互い違いに生える(互生)。
開花時期は春である。
花径3センチくらいの不思議な形をした花をつける。
花の色はクリーム色で赤が交じる。
秋には房状についた実が黒紫色に熟し、食用になる。
属名の Napoleonaea は「ナポレオン(Napoleon Bonaparte, 1769-1821)」を記念してつけられた名である。
種小名の vogelii はドイツの植物学者「フォーゲル(Julius Rudolph Theodor Vogel, 1812-1841)さんの」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Napoleonaea vogelii


★この果実食べてみたいなむしゃむしゃと
 どんな味かなナポレオンさん





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琉球躑躅(リュウキュウツツジ)



琉球躑躅(リュウキュウツツジ)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木である。
原産地は不明である。
江戸時代から栽培されており、岸躑躅(キシツツジ)と黐躑躅(モチツツジ)の交雑種とする説が有力だという。
和名の由来は、琉球を経由して広まったことからきている。
樹高は1~2メートルである。
葉は倒披針形である。
両面に軟毛が生えるが、表面のものはやがて落ちる。
琉球躑躅(リュウキュウツツジ)の葉には春葉と夏葉がある。
春につき秋に落ちる葉を春葉という。
夏から秋にかけてつき越冬する葉を夏葉という。
春葉は先が尖り、夏葉は尖らない。
落葉をするが冬の間も葉があるということで、「半落葉」ないし「半常緑」という分類がされている。
開花時期は4~5月である。
花の色は白く大輪である。
そこから、白琉球(シロリュウキュウ)の別名がある。
花は径5~6センチの漏斗形で、先が5つに裂ける。
上の花びら(上弁)に淡い黄色の斑点が入る。
雄しべは10本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、長さ1センチくらいの細長い卵形である。
園芸品種の中には花の色が紅紫色のものや八重咲きのものなどがある。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の mucronatum は「微凸頭の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron x mucronatum


★純白の花に黄色い模様つけ
 琉球躑躅清楚に咲いて




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ブラッシア・ギレオウディアナ



ブラッシア・ギレオウディアナはラン科ブラッシア属の多年草である。
ブラッシア属は中南アメリカに30種くらい分布し、着生種が多い。
本種の原産地はコスタリカとパナマである。
標高500~1000メートルの森に生える着生種である。
草丈は45センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色の花をたくさんつける。
花は細長く、花径は30センチに達する。
花被片には黒っぽい斑点が入る。
属名の Brassia はイギリス人の植物画家「ブラス(William Brass, 1800's)さん」の名からきている。
種小名の gireoudiana はドイツ人の造園家「ジルー(Gireoud, 1800's)さんに関連した」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Brassia gireoudiana


★スパイダー思わす姿に強靭な
 個性を見せてブラッシア咲く





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エンキクリア・ベスパ



エンキクリア・ベスパはラン科エンキクリア属の多年草である。
属名の読み方は「エンシクリア」とするものもある。
エンキクリア属は中南アメリカに1000種以上分布する着生種である。
分類の仕方によっては、エピデンドルム属(Epidendrum)に統合されることもある。
本種の原産地はメキシコ、中央アメリカ、ペルー、ブラジルなどである。
アナケイリウム属(Anacheilium crassilabium)に分類されることもある。
標高1200~1900メートルの森の中に生える着生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2~3センチの黄緑色の花をたくさんつける。
花には紅褐色の斑点が入り、よい香りがする。
属名の Encyclia はギリシャ語の「enkykleomai(取り囲む)」からきている。
種小名の vespa の由来は未解明である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Encyclia vespa


★いろいろと仕分けをされた歴史もつ
 花のようだよお気の毒だね




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カウラルトロン・ビコルヌツム



カウラルトロン・ビコルヌツムはラン科カウラルトロン属の多年草である。
カウラルトロン属は中南アメリカに4種分布する着生種である。
属名の読み方は「カウラスロン」や「コーラルトロン」とするものもある。
旧属名はディアクリウム属(Diacrium)という。
本種の原産地はコロンビア、ベネズエラ、ブラジルなどである。
草丈は15~40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチくらいの白い花を数輪つける。
花は横に平らに開き、よい香りがする。
唇弁には赤い斑点が入る。
流通名をバージン・オーキッド(Virgin orchid)という。
カトレア属との種間交雑も行われている。
属名の Caularthron はギリシャ語の「kaulos(茎)+arthron(継ぎ目)」からきている。
種小名の bicornutum は「2つの突起のある」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Caularthron bicornutum


★日本ではあまり見かけぬ花だけど
 姿かたちも香りもすぐれ




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