新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
島薊(シマアザミ)
- 2013/05/31 (Fri)
- キク科 |
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島薊(シマアザミ)はキク科アザミ属の多年草である。
奄美大島から台湾南部にかけて分布し、海岸の岩場や砂地に生える。
草丈は50~100センチくらいである。
根際から生える葉と茎につく葉がある。
葉は肉質で艶がある。
羽状に切れ込んだ葉の縁には鋭い刺がある。
茎につく葉には柄はなく、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3~5月くらいである。
茎先に花径4~5センチの大きな白い花(頭花)を上向きにつける。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は扁球形である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、八重山諸島には紅紫色の花が多く、西表薊(イリオモテアザミ:Cirsium brevicaule var. irumtiense)として区別されたこともあるが、現在では異名として扱う見方が主流である。
属名の Cirsium はギリシャ語の「cirsos(静脈腫)」からきている。静脈腫に薬効のある植物につけられた名が転用された。
種小名の brevicaule は「短い茎の」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Cirsium brevicaule
★訪れた甲斐があったと笑みもれる
ここでなければ出逢えぬ姿
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マルメロ
- 2013/05/30 (Thu)
- バラ科 |
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マルメロ(Marmelo)はバラ科マルメロ属の落葉小高木である。
1属1種である。
原産地は中央アジアである。
ヨーロッパではギリシャ・ローマ時代から果樹として栽培された。
日本へは1634年(寛永11年)に長崎に伝えられた。
樹高は3メートルから8メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質はやや厚く、表面は濃い緑色、裏面は灰白色の綿毛で覆われる。
開花時期は5月である。
花径3センチから4センチの淡い紅色をした5弁花をつける。
雄しべは20本くらい、雌しべは5本である。
花の後にできる実は洋梨形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で黄橙色に熟する。
果実酒や砂糖漬け、ジャムなどに利用される。
属名の Cydonia はクレタ島にあった古代都市「Cydon(キドン)」からきている。
種小名の oblonga は「長楕円形の」という意味である。実の形を表したものである。
写真は6月に旭山動物園で撮った。
実の写真は9月に木場公園で撮った。
学名:Cydonia oblonga
★名前だけ知っていたけどこれが花
次は果実をいつかどこかで
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コルヌス・フォエミナ
- 2013/05/29 (Wed)
- ミズキ科 |
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コルヌス・フォエミナはミズキ科ミズキ属の落葉低木である。
原産地は北アメリカの東部である。
カナダとアメリカ合衆国に分布し、湿地や湿った林の中に生える。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5~6月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、緑白色の花をたくさんつける。
花の後につく実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、青く熟する。
属名の Cornus はラテン語の「cornu(角)」からきている。材質の堅いことから名づけられた。
種小名の foemina は「雌」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Cornus foemina
★遠くから眺めあの木は何の木と
咲いた姿はミズキのようで
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レウイシア・コロンビアナ
- 2013/05/24 (Fri)
- スベリヒユ科 |
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レウイシア・コロンビアナはスベリヒユ科レウイシア属の多年草である。
原産地は北アメリカの西部である。
英名をコロンビア・レウイシア(Columbia lewisia)という。
太平洋岸北西部を流れるコロンビア川流域地帯に生えるというのが名の由来である。
草丈は10~30センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、多肉質である。
開花時期は5~7月くらいである。
茎先で枝分かれをして円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、花径10~15ミリくらいの小さな花をたくさんつける。
花の色は白く、桃色の縦筋が入る。
花弁数は7~10枚くらいである。
雄しべは5~6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lewisia はアメリカ人の探検家「ルイス(Meriwether Lewis, 1774-1809)さん」の名からきている。
種小名の columbiana は「コロンビア川(Columbia River)の」という意味である。
写真は4月に大阪市の「咲くやこの花館」で撮った。
学名:Lewisia columbiana
★小さくてピンクの筋が可愛いよ
溢れるように花を咲かせて
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スティロメコン・ヘテロフィルム
- 2013/05/23 (Thu)
- ケシ科 |
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スティロメコン・ヘテロフィルムはケシ科スティロメコン属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
カリフォルニア州とメキシコの北部に分布する。
1属1種である。
英名はウィンドポピー(wind poppy)である。
草丈は30~60センチくらいである。
根際から生える葉は、羽状に深く裂ける。
開花時期は4~6月くらいである。
茎先に鮮やかなオレンジ色をした4弁花をつける。
花径は2センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Stylomecon はギリシャ語の「stylos(花柱)+mekon(ケシ)」からきている。
種小名の heterophyllum は「いろいろの形の葉の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Stylomecon heterophyllum
★アメリカはまだまだいろんな花がある
小さいけれど人気出るかな
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