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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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ブルボフィルム・アンテニフェルム



ブルボフィルム・アンテニフェルムはラン科マメヅタラン属(ブルボフィルム属)の常緑多年草である。
原産地はジャワ島、スラウェシ島、カリマンタン島、ニューギニア島、フィリピンなどである。
標高300~1500メートルの低地林の樹木に生える着生種である。
草丈は12~18センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は不定期である。
バルブから花茎を伸ばし、横幅2センチ、縦が12センチくらいある花をつける。
花の色は橙褐色である。
側花弁には緑色の横筋が入る。
属名の Bulbophyllum はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)+phyllon(葉)」からきている。鱗茎から葉が出ていることから名づけられた。
種小名の antenniferum は「触覚をもった」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Bulbophyllum antenniferum


★アンテナをすっと伸ばした咲き方に
 笑みがこぼれるアンテニフェルム




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トリアス・ナスタ



トリアス・ナスタはラン科トリアス属の多年草である。
トリアス属はブルボフィルム属の近縁種で、東南アジアなどに13種くらいが生育する着生種である。
本種の原産地はミャンマー、タイ、ベトナムである。
標高1500メートルまでの林の中の樹木に生える着生種である。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は肉厚の披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から冬である。
短い花茎を出し、根際に花径3センチくらいの黄緑色の花をつける。
長い唇弁には紫褐色の斑点が入る。
属名の Trias はギリシャ語の「triados(三位一体)」からきている。
種小名の nasuta は「鼻の形をした」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Trias nasuta


★めずらしい蘭の仲間がここにある
 めったに逢えぬ花とひと時




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アデノンコス・マヨ-ル



アデノンコス・マヨ-ルはラン科アデノンコス属の多年草である。
アデノンコス属は着生種で、インドシナ半島からニューギニアにかけて20種くらいが生育する。
本種の原産地はタイ、マレーシアである。
標高600メートルまでの林の中の樹上に生える着生種である。
種小名の読み方は「マヨル」や「マジョール」とするものもある。
草丈は5センチくらいである。
葉は肉厚の披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は秋から冬である。
花径5ミリくらいの淡い黄緑色をした小さな花を葉の脇につける。
唇弁は黄色である。
属名の Adenoncos はギリシャ語の「adenos(腺)+onkos(隆起)」からきている。
種小名の major は「巨大な」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Adenoncos major


★小さくて花を見るのもままならぬ
 写真のほうがまだ見えるかな





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アラクニス・スリンギ



アラクニス・スリンギはラン科アラクニス属の多年草である。
アラクニス属は東南アジアやニューギニアなどに20種くらいが分布し、着生種が多い。
近縁種にカリマンタン島原産の蠍蘭(サソリラン:Arachnis longisepala)がある。
原産地はインドネシアのスマトラ島、ジャワ島、バリ島である。
標高500~800メートルの森に生える着生種である。
草丈は40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で革質である。
開花時期は冬である。
花径4センチくらいの朱色の花を1~6輪くらいつける。
唇弁は淡いオレンジ色である。
花はよい香りがする。
異名をアルモドルム・スリンギ(Armodorum sulingi)という。
属名の Arachnis はギリシャ語の「arakhne(クモ)」からきている。
種小名の sulingi はインドネシア語が語源で「スリン(suling)の」という意味である。インドネシアの民族楽器(竹笛)からきているものと推測される。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Arachnis sulingi


★いろいろに分類されるアラクニス
 変わった形で渋い花色





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シンビジウム・エリトロスティルム



シンビジウム・エリトロスティルムはラン科シュンラン属(シンビジウム属)の多年草である。
原産地はベトナムで、標高1500メートルくらいのの林の中で岩場や地面に生える。
草丈は60センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期は秋である。
茎先に花径6センチくらいの白い花を、数輪つける。
唇弁には黄色や朱色の模様が入る。
属名の Cymbidium はギリシャ語の「cymbe(舟)+eidso(形)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の erythrostylum は「赤い花柱の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Cymbidium erythrostylum


★唇弁に見せる個性が半端ない
 花の白さも忘れるようで




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