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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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赤毛瓜(アカゲウリ)



赤毛瓜(アカゲウリ)はウリ科キュウリ属の一年草である。
原産地はインドから東南アジアだと考えられている。
白瓜(シロウリ)の1種で、果皮は赤褐色をしている。
分類上はメロンの変種で、コノモン群 (conomon group) の1つとされている。
沖縄ではモーウイと呼ばれる。
これは、毛瓜の現地読みである。
沖縄本島で多く栽培されている伝統野菜である。
漬物、煮物、炒め物などに利用される。
播種時期は暖地では4~8月くらいである。
播種後60日くらいで収穫できる。
草丈は1~2メートルである。
蔓性で、全体に棘状の毛を密生する。
葉は手のひら状に浅く切れ込み、長い柄があって互い違いに生える(互生)。
実は長さ20~30センチ、果径は8~10センチくらいあり、重さは1キロくらいある。
花は黄色い5弁花である。。
属名の Cucumis はラテン語の「cucuma(壷形の容器)」からきている。実の形から連想したものと思われる。
種小名の melo は「メロン、ウリ」のことである。
変種名の conomon は日本語の「香の物」が転訛したものである。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Cucumis melo var. conomon


★沖縄の伝統野菜赤毛瓜
 花は可愛い鐘形をして





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一本薄(ヒトモトススキ)



一本薄(ヒトモトススキ)はカヤツリグサ科ヒトモトススキ属の多年草である。
本州の関東地方、北陸地方から沖縄にかけて分布し、海岸近くに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、マレーシア、インド、オーストラリアなどにも分布する。
別名を猪切り萱(シシキリガヤ)ともいう。
草丈は1~2メートルである。
茎(桿)は硬い。
葉は幅の広い線形である。
葉はざらつき、小さな棘があってよく切れる。
開花時期は7~10月くらいである。
茎先に何段かに分かれて褐色の花穂をつける。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Cladium はギリシャ語の「cladion(小枝)」からきている。この属の1種の花序が繰り返し枝分かれすることから名づけられた。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は9月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Cladium chinensis


★一本の株からたくさん茎を出す
 切れ味鋭い一本薄




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ビロード葛(ビロードカズラ)



ビロード葛(ビロードカズラ)はサトイモ科フィロデンドロン属の蔓性常緑多年草である。
原産地はコロンビアである。
日本へは、観葉植物として明治時代の中期に渡来した。
気根を出して木などをよじ登る。
葉は幅の広い卵形で、長さは30~40センチ、幅も20センチくらいあり大形である。
葉にはビロードのような艶があり、濃い緑色をしている。
また、葉脈が黄白色となり、そのコントラストが美しい。
属名の Philodendron はギリシャ語の「phileo(愛する)+dendron(樹木)」からきている。樹木に絡みつくことから名づけられた。
種小名の andreanum はフランス人の植物学者「アンドレ(M. Andre)さんの」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Philodendron andreanum


★艶やかでうっとりとする肌ざわり
 葉が美しいビロード葛




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ヘミグラフィス・ドリモフィラ



ヘミグラフィス・ドリモフィラはキツネノマゴ科ヒロハサギゴケ属(ヘミグラフィス属)の常緑多年草である。
中国の四川省や雲南省に分布し、山地の林の中に生える。
草丈は30センチから50センチくらいである。
茎は地を這うようにして伸びる。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は薄く、色は灰緑色で毛が生えている。
縁にはぎざぎざ(鋸歯)があって波打つ。
自生地での開花時期は5~7月である。
温室では下草とされ、周年開花をする。
花の色は白に近い肉色で、花冠は5つに深く裂ける。
一日花である。
花の後にできる実は棒状のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hemigraphis はギリシャ語の「hemi(半分)+graphis(鉛筆)」からきている。
種小名の drymophila は「森を好む」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hemigraphis drymophila(=Ruellia drymophila)


★目立たない小さな花の故郷を
 調べ見つけてほっと一息




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蔓豆(ツルマメ)



蔓豆(ツルマメ)はマメ科ダイズ属の一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、道端や空き地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ロシア極東部などにも分布する。
別名を野豆(ノマメ)とも言う。
大豆(ダイズ)の原種と考えられている。
蔓性で蔓は2~3メートルくらいに伸びる。
茎は細く、褐色の逆毛が生える。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長さ3~8センチの幅の狭い卵形で、表面には毛が生える。
開花時期は8~9月くらいである。
花径は1センチに満たないが、鮮やかな紅紫色をした蝶形の花が群がってつく。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
長さ2~3センチで、淡い褐色の毛が密生する。
属名の Glycine はギリシャ語の「glycys(甘い)」からきている。大豆の味からつけられた名である。
種小名の soja は「醤油」の意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Glycine soja


★枝豆とよく似た莢がつくという
 蔓豆の花米粒のよう




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