新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
エキナケア・パリダ
- 2012/07/08 (Sun)
- キク科 |
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エキナケア・パリダはキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草である。
属名の読み方は「エキナセア」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
エキナケア・アングスティフォリア(Echinacea angustifolia)に似るが、舌状花が垂れ下がる特徴がある。
草丈は50センチから90センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6~9月くらいである。
花の色は淡い紅紫色である。
舌状花が垂れ下がるので、ピンクのリボンがぶら下がっているように見える。
筒状花は円錐状である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
古くから抗菌ハーブとして用いられてきた。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
種小名の pallida は「淡い色の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Echinacea pallida
★垂れ下がるリボンのような花びらが
不思議なムード生み出すようで
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エキナケア・テネシエンシス
- 2012/07/07 (Sat)
- キク科 |
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エキナケア・テネシエンシスはキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草である。
属名の読み方は「エキナセア」とするものもある。
原産地は北アメリカのテネシー州である。
英名はテネシーコーンフラワー(Tennessee coneflower)である。
連邦政府によって「絶滅危惧種(G2)」に指定されている。
草丈は50~90センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~9月くらいである。
舌状花の色は淡い紅紫色である。
舌状花が垂れないのが特徴である。
筒状花は円錐状である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
古くから抗菌ハーブとして用いられてきた。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
種小名の tennesseensis は「(アメリカ合衆国の)テネシー州の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Echinacea tennesseensis
★テネシーの名前がどこか懐かしい
エキナケアの花優しく咲いて
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茴香(ウイキョウ)
- 2012/07/06 (Fri)
- セリ科 |
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茴香(ウイキョウ)はセリ科ウイキョウ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本へは奈良時代に薬用として渡来した。
世界的には古代エジプトの時代から栽培されていたという。
草丈は1~2メートルである。
葉は2回羽状複葉である。
羽状複葉は、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される。
それが、もう1回枝分かれをして1枚の葉となる。
小葉は線形で糸状になる。
開花時期は6~8月である。
茎先に複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、傘のような形になって黄色の小さな花をつける。
花は5弁花で、花びらは内側に曲がる。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は円柱形の分果(複数の子房からできた果実)で、2ブロックで構成される。
実は、香りが強い。
英名はフェンネル(fennel)である。
葉はハーブ、種子はスパイス、茎は野菜として利用される。
実は生薬の茴香(ういきょう)となり、健胃薬の成分として配合される。
属名の Foeniculum はラテン語の「faenum(乾草)」からきていて綴りを誤ったもの。糸状に細く裂けた葉の形から名づけられた。
種小名の vulgare は「普通の」という意味である。
俳句では「茴香の花」が夏の季語である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Foeniculum vulgare
★茴香の広げる花は夏花火
甘く切なくい香りにのせて
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大伶人草(オオレイジンソウ)
- 2012/07/05 (Thu)
- キンポウゲ科 |
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大伶人草(オオレイジンソウ)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山の湿った草地や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンなどにも分布する。
分類上は、蝦夷の伶人草(エゾノレイジンソウ)の変種とされている。
草丈は50~100センチくらいである。
茎は直立をする。
根際から生える葉は長さ20センチくらいの腎円形で、7つから9つに中裂する。
葉の表面には細かい真っ直ぐな毛が生える。
茎につく葉は、上にいくほど柄が短くなり葉も小さくなる。
開花時期は7~8月である。
茎先に長さが30センチくらいある大形の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄色の花を数十輪つける。
花は下から咲き上がる。
花は長さが25~30ミリくらいある。
花弁のように見えるのは萼片で5枚ある。
花弁は2枚あるが、萼片の中に隠れていて見えない。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は細長く、長さが4ミリ以上ある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
トリカブトの仲間なので全草が有毒である。
「伶人草」の名は、雅楽の伶人がかぶる冠に由来する。
属名の Aconitum はギリシャ語の「akon(投げやり)」からきている。
種小名の gigas は「巨大な」という意味である。
変種名の hondoense は「本州産の」という意味である。
写真は7月に尾瀬で撮った。
学名:Aconitum gigas var. hondoense
★木道の脇にたわわに咲かす花
渋い味だね大伶人草
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大半夏(オオハンゲ)
- 2012/07/04 (Wed)
- サトイモ科 |
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- ▲Top
大半夏(オオハンゲ)はサトイモ科ハンゲ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の暗い林の中に生える。
草丈は40~60センチくらいである。
葉は1~4枚つき、3つに深く裂けて三つ葉のように見える。
葉の柄の長さは20~40センチくらいある。
開花時期は6~8月である。
茎先に緑色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)をつける。
仏炎苞に包まれるようにして棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
漢名を半夏(ハンゲ)という烏柄杓(カラスビシャク)と似ていて大形というのが名の由来である。
烏柄杓(カラスビシャク)は日当たりのよい所に生える。
また、花の付属体を比べると、大半夏(オオハンゲ)のほうは太くて長い緑色だが、烏柄杓(カラスビシャク)のほうは細くて短く、つけ根のところが黒い。
さらに、大半夏(オオハンゲ)は葉の柄に球芽(むかご)ができるなどの違いがある。
属名の Pinellia はイタリアの植物学者「ピネリ(G. V. Pinelli)さん」の名からきている。
種小名の tripartita は「3つに深く裂けた」という意味である。
写真は7月に水戸市植物公園で撮った。
学名:Pinellia tripartita
★にょっきりと首をもたげて大半夏
負けはせぬわと存在示し
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