新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
平塚菫(ヒラツカスミレ)
- 2012/04/18 (Wed)
- スミレ科 |
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平塚菫(ヒラツカスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
肥後菫(ヒゴスミレ)と叡山菫(エイザンスミレ)の自然交雑種である。
肥後菫(ヒゴスミレ)は本州の宮城県から九州にかけて分布し、山野に生える。
花の色は白いものが多く、花径は15~20ミリくらいである。
5枚の花びらのうち下側につく下唇弁といわれる部分に紫色の筋が入る。
葉は3つに大きく裂け、側裂片がさらに裂けて5つに裂けているように見える。
それぞれの裂片は細い糸葉状となる。
叡山菫(エイザンスミレ)は本州の青森県から九州にかけて分布し、太平洋岸に多く生える。
花径は20~25ミリくらいで、花の色は淡い紅紫色が中心である。
ただし、白いものや色の濃い紅紫色のものもある。
葉は深く3つに裂ける。
平塚菫(ヒラツカスミレ)は両者の混生する場所で稀に見られる。
多くの場合は花に紅紫色が混じり、葉は5つに裂ける。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の chaerophylloides は「(セリ科の)カエロフィルム属(Chaerophyllum)に似た」という意味である。
品種名の sieboldiana は日本植物の研究者「シーボルトの」という意味である。
種小名の eizanensis は「叡山の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターの野草展で撮った。
学名:Viola chaerophylloides f. sieboldiana x Viola eizanensis
★裂けた葉と紅の混じった花の色
それでも見分けは困難だけど
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姫顎菫(ヒメアギスミレ)
- 2012/04/17 (Tue)
- スミレ科 |
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姫顎菫(ヒメアギスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
本州の愛知県から九州にかけて分布し、低山の湿地や湿原に生える。
分類上は、坪菫(ツボスミレ)の変種とされている。
基本種との違いは、葉の形がブーメラン形になることである。
草丈は5~10センチくらいである。
地上茎がある。
茎は地を這い、途中から根を出す。
葉は長い卵形で、つけ根の部分は深い心形となる。
花の後には半月形になる。
開花時期は4~5月である。
花径は8ミリくらいで白く、唇弁に紫色の筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の verecunda は「内気な」という意味である。
変種名の subaequiloba は「ほぼ等しい裂片の」からきている。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola verecunda var. subaequiloba
★葉の形ちょっと変かなどれどれと
目を近づけて姫顎菫
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錦菫(ニシキスミレ)
- 2012/04/16 (Mon)
- スミレ科 |
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錦菫(ニシキスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
菫(スミレ)の品種の1つである。
江戸時代から栽培されている。
特徴は花の咲くころの葉に斑が入ることである。
斑は夏葉になると消えてしまう。
草丈は10センチから15センチくらいである。
無茎種で、つけ根のところから花も葉も出る。
葉の形は細長いへら形である。
花の大きさは2センチくらいの中輪である。
唇弁は小さく、上弁が比較的大きい。
唇弁には紫色の筋が入り、側弁には毛が生える。
花の色は濃い赤紫色だが、変異が多い。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
品種名の albo-variegata は「白い斑の入る」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola mandshurica f. albo-variegata
★斑の入る葉っぱがよい
と好まれて
錦菫は歴史を刻み
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長葉の立坪菫(ナガバノタチツボスミレ)
- 2012/04/15 (Sun)
- スミレ科 |
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長葉の立坪菫(ナガバノタチツボスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
本州の中部地方から九州にかけて分布し、丘陵地や山地の林の中などに生える。
草丈は10~20センチくらいである。
地上茎が有る。
根際から生える葉は心形である。
茎が伸びると葉も茎につくようになる。
茎につく葉は細長い楕円形になる。
これが和名の由来でもある。
開花時期は3~5月である。
花の色は淡い紫色だが、濃い紫色のものもある。
花径は15~20ミリくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の ovato-oblonga は「卵円状長楕円形の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola ovato-oblonga
★少しだけ葉っぱの形違うんだ
小さき花も個性さまざま
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鳥足菫(トリアシスミレ)
- 2012/04/14 (Sat)
- スミレ科 |
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鳥足菫(トリアシスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
学名のビオラ・ペダータで表示するところもある。
原産地は北アメリカである。
アパラチア山脈を中心に東部に分布し、林の中や草地などに生える。
和名は、葉が細かく裂けていて鳥の足のように見えることからつけられた。
英名は、バードフット・バイオレット(birdfoot violet)である。
草丈は10~25センチくらいである。
無茎種である。
葉は手のひら状に深く切れ込む。
開花時期は4~6月である。
花の色は青紫色である。
上の花弁2枚は濃い色、下の花弁3枚は薄い色をしている。
花の真ん中は白い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
いろいろな園芸品種もある。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の pedata は「鳥足状の」という意味である。
写真は9月に大阪市の「咲くやこの花館」で撮った。
学名:Viola pedata
★濃淡を上手く生かして咲いている
鳥足菫は美しい花
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