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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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ユッカ・トンプソニアナ



ユッカ・トンプソニアナはリュウゼツラン科キミガヨラン属(ユッカ属)の常緑低木である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
ユッカ属は南北アメリカに40~50種が分布する。
同属のユッカ・レクルビフォリア(Yucca recurvifolia)の和名を君が代蘭(キミガヨラン)といい、属名の和名もキミガヨラン属という。
文献によってはイトラン属とするものもある。
本種の原産地はアメリカ合衆国のテキサス州、ニューメキシコ州とメキシコの北部である。
樹高は1メートルくらいである。
幹の先に生える葉は剣形で分厚い。
開花時期は6月くらいである。
伸ばした花茎の先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、緑白色の鐘形をした花をたくさんつける。
花径は4センチくらいである。
撮影地では1994年に種子をまき、2008年に初めて開花したという。
属名の Yucca はハイチでの現地語からきている。
種小名の thompsoniana は「トンプソン(Thompson)さんの」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Yucca thompsoniana

★背が低く園芸品種みたいだが
 花茎伸ばし花咲くらしい




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鬼胡桃(オニグルミ)



鬼胡桃(オニグルミ)はクルミ科クルミ属の落葉高木である。
クルミ属は世界に21種が分布する。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地の川沿いなどに生える。
また、栽培もされる。
海外ではサハリンにも分布する。
樹高は15~25メートルくらいである。
若木の樹皮は滑らかな肌色だが、成長すると紫黒色となり縦に裂ける。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉が9~17枚で1組となり、長さ50センチ以上にもなる。
小葉の形は細長い卵形で、先は尖る。
縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面にはたくさん毛が生える。
開花時期は5~6月である。
雌雄同株である。
雌花序は新しい枝の先に直立し赤い花をつける。
雄花序は緑色で、長く垂れ下がる。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
はじめは緑色をしているが、9~10月に熟して黒くなり、落ちる。
固い核の中の種子は食用となる。
材は家具材、彫刻材、建築材、器具材などに利用される。
花言葉は「あなたに夢中」である。
属名の Juglans はラテン語の「Jovis(ゼウス)+glans(果実)」からきている。
種小名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
変種名の sachalinensis は「サハリンの」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Juglans mandshurica var. sachalinensis

★営々と森の命を支えきし
 鬼胡桃の実殻硬くして




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飾り羊歯(カザリシダ)



飾り羊歯(カザリシダ)はウラボシ科カザリシダ属(アグラオモルファ属)の常緑多年草である。
アグラオモルファ属は世界に32種が分布する。
日本にも沖縄に本種が分布するので、属名の和名をカザリシダ属という。
本種は沖縄本島や八重山諸島の低地の林の中に生え、樹幹や石の上などに着生するシダ植物である。
海外では、台湾、中国南部、インドシナ半島、ヒマラヤ、インドなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
葉は革質で、長さが100~150センチくらいになる。
葉柄はなく、1回羽状に深く裂ける。
胞子嚢群は主側脈の間に1列に並ぶ。
胞子嚢は長い楕円形で、包膜はない。
属名の Aglaomorpha はギリシャ語の「aglas(輝く)+morphus(形の)」からきている。
種小名の coronans は「花冠のある」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Aglaomorpha coronans

★伸び伸びと育っているね飾り羊歯
 びっくりしたよここで出逢えて




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ルエリア・ロセア



ルエリア・ロセアはキツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)の常緑多年草である。
ルエリア属は南北アメリカ大陸を中心に250種くらい分布する。
属名の読み方はリュエリアとするものもある。
同属のルエリア・バルビラナの和名をルイラ草(ルイラソウ)といい、属名の和名もルイラソウ属という。
本種の原産地はメキシコである。
草丈は30~100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁は波状となる。
開花時期は周年である。
葉の先や葉の脇に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径4~5センチの赤い花をつける。
花冠は漏斗状で、先は5つに深く裂けて横に開く。
一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ruellia はフランス人の医師で植物学者の「リュエル(Jean Ruelle, 1474-1537)さん」の名からきている。
種小名の rosea は「バラ色の」という意味である。
写真は8月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ruellia rosea

★ルエリアもいろんな仲間があるんだね
 一日花って撮りにくいけど




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アエオニウム・アルボレウム・ツワルトコップ



アエオニウム・アルボレウムはベンケイソウ科アエオニウム属の常緑多年草である。
アエオニウム属はカナリア諸島やアフリカなどに35種くらい分布する多肉植物である。
アエオニウム・アルボレウムの原産地はカナリア諸島である。
ツワルトコップ(Zwartkop)はその園芸品種である。
日本での流通名は黒法師(クロホウシ)という。
特徴は、強い日差しのもとに置くと夏に葉の色が黒紫色になることである。
草丈は50~100センチくらいである。
葉はへら形で茎先にロゼット状に生える。
開花時期は3~4月である。
葉の脇から花茎を出し、黄色い花をたくさんつける。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aeonium はギリシャ語の「aionios(永久の)」からきている。
種小名の arboreum は「樹木の」という意味である。
園芸品種名の Zwartkop はオランダ語で「黒い頭(顔)」という意味である。
写真は8月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Aeonium arboreum 'Zwartkop'

★個性ある姿に惚れて眺めいる
 別世界かなアエオニウムは




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