新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
稗(ヒエ)
- 2012/07/18 (Wed)
- イネ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
稗(ヒエ)はイネ科ヒエ属の一年草である。
原産地はインドである。
日本へは縄文時代に北アジアから伝来し、粟(アワ)とともに主食とされた。
しかし、現在では水田の雑草ともなっている。
草丈は100~150センチくらいである。
茎は直立する。
葉は線形で、両面ともに毛は生えていない。
イネは葉と葉鞘の境目に葉耳という毛が生えているが、ヒエにはない。
また葉舌という膜状の突起もない。
開花時期は夏である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紫褐色を帯びた小穂をたくさんつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
かつては重要な主食穀物であったが、昭和期に米が増産されるとともに廃れた。
現代では、小鳥の餌など飼料用としての利用が多いが、健康食品として見直されつつある。
俳句の季語は秋である。
属名の Echinochloa はギリシャ語の「echinoa(ウニ)+chloa(草)」からきている。芒(のぎ)の形から名づけられた。
種小名の esculenta は「食用になる」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Echinochloa esculenta
★今一度見直されるか稗の実は
黄金の色に輝き見せて
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
カレンダー
カウンター
楽 天
お買い物
カテゴリー
最新CM
最新記事
(11/04)
(11/03)
(06/27)
(01/29)
(01/28)
(01/26)
(01/24)
(10/21)
(10/20)
(10/18)
最新TB
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(07/11)
(07/12)
(07/13)
(07/14)
(07/15)
(07/16)
(07/17)
(07/18)
(07/20)
(07/20)
この記事へのコメント