新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ネペンテス・アルボマルギナタ
- 2014/08/12 (Tue)
- ウツボカズラ科 |
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ネペンテス・アルボマルギナタはウツボカズラ科ウツボカズラ属(ネペンテス属)の蔓性常緑低木である。
ネペンテス属は東南アジアを中心に70種くらいが分布する。
また、たくさんの園芸品種がある。
ネペンテス・ラフレシアナ(Nepenthes rafflesiana)の和名を靫葛(ウツボカズラ)というが、この種に対して限定的に和名が使われることはほとんどない。
ネペンテス属の総称としてウツボカズラ属という和名が使用されることが多い。
代表的な食虫植物の1つで、壷状の袋に落ちた虫を消化して栄養にする。
生育している場所が十分な栄養のとれない環境なので、足りない養分を虫を食べて補っているのである。
本種の原産地はカリマンタン島、スマトラ島、マレー半島で、標高1100メートルまでの林の縁などに生える。
1848年に最初に発見された。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.2.3, 1994)では保全対策依存(CD)に指定されている。
蔓の長さは4~6メートルになる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、根際に集まって互い違いに生える(互生)。
葉は薄い革質で硬い。
捕虫袋は細い円筒形である。
変異が多い種で、捕虫袋の色は緑色や赤、紫色、黒に近いものなどがある。
補虫袋は全体的に細かい毛で覆われ、襟の下に白い帯が入る。
属名の Nepenthes はギリシャ語の「ne(無)+penthos(憂)」からきている。捕虫嚢にある液体を例えたものと思われる。
種小名の albo-marginata は「白い縁取りのある」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Nepenthes albo-marginata
★この個体はっきり見えぬ白い帯
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