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子持ち七化け羊歯(コモチナナバケシダ)



子持ち七化け羊歯(コモチナナバケシダ)はオシダ科ナナバケシダ属(テクタリア属)の常緑多年草である。
テクタリア属は世界に200種くらいが分布する。
日本にも七化け羊歯(ナナバケシダ)などが分布し、属名の和名をナナバケシダ属という。
本種は徳之島、沖永良部島、沖縄本島に分布し、石灰岩地の湿った林の中に生える。
環境省のレッドデータブックでは、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
海外では、台湾、タイ、ミャンマー、インドにも分布する。
葉柄は長さが30~60センチくらいある。
下部には幅の狭い翼があり、つけ根の部分には鱗片がある。
葉身は単葉ないし単羽状で、長さは40センチくらいになる。
胞子嚢群は葉の裏に散在する。
「七化け」の由来は、葉の形が多様であることからきている。
属名の Tectaria はラテン語の「tectum(屋根)」からきている。
種小名の fauriei は明治時代のフランス人宣教師で日本の植物を採集した「フォーリー(Urbain Faurie, 1846-1915)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Tectaria fauriei

★名も不思議姿も不思議に輝いて
 南の島の不思議の世界




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