新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カッシネ・クロケア
- 2014/10/11 (Sat)
- ニシキギ科 |
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カッシネ・クロケアはニシキギ科カッシネ属の常緑高木である。
カッシネ属は世界に60種くらいが分布する。
本種の原産地はアフリカの南部で、海岸沿いや森林の縁に生える。
樹高は5~15メートルくらいである。
樹皮は灰色がかった褐色で、直立する。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は革質で濃い緑色をしており、艶がある。
開花時期は秋である。
花径3ミリくらいの緑白色をした目立たない花を数輪つける。
花弁は4枚で横に開く。
萼片も4枚、雄しべも4本である。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黄白色に熟する。
属名の Cassine はネイティブアメリカンの言葉「Cassena(Ilex vomitoriaを指す)」からきている。
種小名の crocera は「サフラン黄色の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Cassine crocea(syn. Elaeodendron croceum)
★学名が一字違っていたようだ
どんな木なのかやっと謎解け
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