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カンパヌラ・ケファレニカ

カンパヌラ・ケファレニカ

カンパヌラ・ケファレニカはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とするものもある。
原産地はギリシャのケファロニア島である。
分類上は、カンパヌラ・ガルガニカの亜種とされている。
草丈は10~15センチくらいである。
地を這ってマット状に広がる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~9月くらいである。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い青紫色をした小さな花をたくさんつける。
花冠は幅の広い鐘形で、先は星形に5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の garganica は「(イタリアの)ガルガノ半島の」という意味である。
亜種名の cephallenica は「(ギリシャの)ケファロニア島の」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Campanula garganica subsp. cephallenica


★名を聞いてさてどこだろうケファロニア
 イオニア海を地図で探して


カンパヌラ・ケファレニカ

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