新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カンパヌラ・フラギリス
カンパヌラ・フラギリスはキキョウ科ホタルブクロ属の多年草である。
属名の読み方は「カンパニュラ」とするものもある。
原産地はイタリアの南部である。
ジューンベル(June Bell)という園芸品種が知られている。
草丈は10センチくらいである。
よく枝分かれをして横に広がる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月くらいである。
花の色は青紫色である。
花冠は幅の広い鐘形で、先は星形に大きく5つに裂け、上向きに花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の fragilis は「もろい」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Campanula fragilis
★カンツォーネ聞こえるような土地に咲く
花は青空見詰めるように
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