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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「キク科」の記事一覧

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ギヌラ・アウランティアカ



ギヌラ・アウランティアカはキク科サンシチソウ属(ギヌラ属)の常緑多年草である。
ギヌラ属はアジアからアフリカにかけて40種くらいが分布する。
中国原産だが江戸時代に渡来し三七草(サンシチソウ:Gynura japonica)の和名を持つ帰化植物が存在するため、属名の和名をサンシチソウ属という。
本種の原産地はインドネシアのジャワ島である。
サンシチソウ属の代表種で、英名をパープル・ベルベット・プラント(purple velvet plant)という。
また、和名をビロード三七(ビロードサンシチ)とするものもある。
名前の通り葉にはビロード状の艶があり、観葉植物とされる。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉や茎に紫紅色の軟らかい毛がびっしり生える。
葉は細長い長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には緩いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質はやや多肉質で、表面は濃い緑色、裏面は紫色を帯びる。
開花時期は5月から6月くらいである。
花は黄橙色で、筒状花のみからなる頭花である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Gynura はギリシャ語の「gyne(雌しべ)+oura(尾)」からきている。筒状花が尻尾のように見えることから名づけられた。
種小名の aurantiaca は「黄色を帯びた橙色の」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Gynura aurantiaca

★美しい葉っぱがどこか南国の
 香り伝えるアウランティアカ





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蛍斑石蕗(ホタルフツワブキ)



石蕗(ツワブキ)はキク科ツワブキ属の多年草である。
本州の東北地方から沖縄にかけて分布し、海岸の岩場や崖地などに生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国などにも分布する。
蛍斑石蕗(ホタルフツワブキ)はその園芸品種である。
特徴は葉に斑が入り、蛍がとまっているようにみえることである。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は円心形で、分厚くて艶がある。
開花時期は10月から12月くらいである。
花茎を立てて10輪くらいの黄色の花(頭花)をつける。
花径は4センチから5センチあり、筒状花も舌状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Farfugium はラテン語の「farius(列)+fugus(駆除)」からきている。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Farfugium japonicum 'Hotaruhu'

★ウイルスで生まれたそうだこの葉っぱ
 花が咲いたらなおさら綺麗




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水前寺菜(スイゼンジナ)



水前寺菜(スイゼンジナ)はキク科サンシチソウ属(ギヌラ属)の多年草である。
原産地はインドネシアのモルッカ諸島である。
和名の由来は、熊本の水前寺で栽培されたことによる。
葉が食用とされる。
沖縄県や石川県でも野菜として親しまれている。
沖縄ではハンダマ、石川県では金時草(キンジソウ)と呼ばれる。
また、伊豆諸島南部、沖縄、小笠原諸島で野生化している。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は細長い長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質はやや多肉質で、表面は濃い緑色、裏面は紫色を帯びる。
開花時期は7月から10月くらいである。
花は黄橙色で、筒状花のみからなる頭花である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Gynura はギリシャ語の「gyne(雌しべ)+oura(尾)」からきている。筒状花が尻尾のように見えることから名づけられた。
種小名の bicolor は「二色の」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Gynura bicolor

★まだこれは見たこともない食べてない
 どんな味かな伝統野菜




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エリゲロン・ピンナティセクツス



エリゲロン・ピンナティセクツスはキク科ムカシヨモギ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
ワイオミング州からニューメキシコ州にかけてロッキー山脈の岩場に生える。
英名はフェザーリーフ・フリーベイン(featherleaf fleabane)である。
フリーベインはキク科植物の総称である。
草丈は15センチくらいである。
根際から生える葉は線状に細かく裂ける。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に花径3~4センチの花(頭花)をつける。
舌状花は青紫色、筒状花は黄色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Erigeron はギリシャ語の「eri(早い)+geron(老人)」からきている。元々はノボロギクにつけられた名で、灰白色の軟毛におおわれ、早く花が咲くという意味である。
種小名の pinnatisectus は「羽状全裂の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Erigeron pinnatisectus

★ロッキーの高嶺の夏を彩るか
 青紫のフリーベインは



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大浜車(オオハマグルマ)



大浜車(オオハマグルマ)はキク科ハマグルマ属の多年草である。
本州の紀伊半島から沖縄にかけて分布し、海岸の砂地に生える。
海外では、台湾にも分布する。
草丈は10~20センチくらいである。
匍匐性で茎は地を這い、よく枝分かれをする。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には疎らにぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉のつけ根の部分はくさび形になる。
開花時期は4~9月くらいである。
茎先に、花径20~25ミリくらいの黄色い花(頭花)をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、ハマグルマ属は Wedelia から Melanthera へ変更されている。
属名の Melanthera は「melas(黒い)+anthera(葯)」からきている。
種小名の robusta は「大形の」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Melanthera robusta(=Wedelia robusta)


★温室で見かけた姿に似ているが
 花は大きく葉っぱも違う




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