新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
瓜草(ウリクサ)
瓜草(ウリクサ)はゴマノハグサ科アゼトウガラシ属の一年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
北海道から沖縄にかけて分布し、草地や畑地に普通に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、マレーシア、インド、ミクロネシアなどにも分布する。
草丈は10~20センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
よく枝分かれをして地面に広がる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先はやや尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~10月くらいである。
葉の脇から細長い花柄を出し、花径7ミリくらいの小さな紫色をした唇形の花をつける。
上唇は小さくて2つに浅く裂ける。
下唇は大きくて3つに裂ける。
萼片は5枚である。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、実の形が真桑瓜(マクワウリ)に似ているところからきている。
属名の Lindernia はドイツの医学者で植物学者の「リンダーン(F. B. von Lindern)さん」にちなんで名づけられた。
種小名の crustacea は「皮を被った」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Lindernia crustacea
★肉眼で見ても姿は朧だが
尋ね尋ねて瓜草と知り
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