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台湾薄荷(タイワンハッカ)

台湾薄荷(タイワンハッカ)

台湾薄荷(タイワンハッカ)はシソ科ハッカ属の多年草である。
原産地は中国、台湾、朝鮮半島、ロシアなどである。
草丈は60センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には軟らかな毛が生えている。
開花時期は6月から9月くらいである。
葉の脇に淡い紅紫色の花を段々につける。
花冠は唇形で、雄しべ4本と雌しべ1本がある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
かつては赤痢の治療に用いられたという。
現在も風邪の治療薬とされる。
属名の Mentha はギリシャ神話に登場するニンフ「メンテ(Menthe)」の名からきている。
種小名の haplocalyx は「単一の萼の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Mentha haplocalyx


★和薄荷とどこが違っているのかな
 色も鮮やか台湾薄荷


台湾薄荷(タイワンハッカ)

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