新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
蝦夷高嶺菫(エゾタカネスミレ)
- 2016/05/27 (Fri)
- スミレ科 |
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蝦夷高嶺菫(エゾタカネスミレ)はスミレ科スミレ属(ビオラ属)の多年草である。
ビオラ属は世界に500種くらいが分布する。
また、スミレ、パンジー、ビオラなどの仲間があり、多くの園芸品種が生まれている。
日本にも菫(スミレ)などが分布し、属名の和名をスミレ属という。
本種は日本固有種である
北海道に分布し、大雪山、夕張岳、日高山脈、羊蹄山などの高山や亜高山の砂礫池に生える。
基本種は高嶺菫(タカネスミレ)で、本種はその亜種である。
草丈は5センチから10センチくらいの有茎種である。
葉は心形で艶がなく、葉柄が無毛というのが特徴である。
開花時期は6月から8月である。
花径は2センチくらいである。
花の色は黄色く、唇形である。
上弁や側弁は後方に反り返る。
唇弁はやや広く、紅紫色の筋が入る。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)はごく短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の crassa は「多肉質の」という意味である。
亜種名の borealis は「北方系の」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Viola crassa subsp. borealis
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