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蝦夷の小林檎(エゾノコリンゴ)



蝦夷の小林檎(エゾノコリンゴ)はバラ科リンゴ属(マルス属)の落葉高木である。
マルス属は北半球の温帯を中心に30種から35種くらい分布する。
代表種は栽培品種の林檎(リンゴ)で、属名の和名もリンゴ属という。
本種は北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、林の縁や川岸に生える。
また、庭木や街路樹として植えられる。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、ウスリー地方、サハリンにも分布する。
別名を広葉大桷(ヒロハオオズミ)という。
「桷」は染み(ソミ)の転訛で、樹皮を煮出して黄色の染料に用いたことからきているという。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
樹皮は灰褐色である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には不規則なぎざぎざ(鋸歯)がある。
桷(ズミ)と違って切れ込む葉はない。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇から数本ずつ花柄を出し、白い5弁花をつける。
花径は3センチくらいである。
雄しべは20本くらいあり、桷(ズミ)のように長くはない。
花の後にできる実は直径1センチくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
10月ころに赤く熟する。
属名の Malus はギリシャ語の「malon(リンゴ)」からきている。
種小名の baccata は「液果の」という意味である。
変種名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Malus baccata var. mandshurica

★北国の春を豪華に飾り咲く
 蝦夷の小林檎目映いばかり



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